2007年10月27日土曜日

ZABADY:パドラー用(?)防水MP3プレイヤー

滴ではなく、防水のMP3プレーやを購入。ipodをスピーカー付のケースに収めるタイプの物と最後まで悩んだ末、購入しました。

使用目的はダッキーに持ち込み、音楽聴きながら川と戯れる事。そういえば今まで音楽を聴ききながら川遊びをしているカヌーイストは一度もお目にかかったことがありません。

本来この製品の設計時点で想定された使い方ではないとは思いますが、パドリングしながら音楽を聴くことはずっとやりたかったことです。よくハーレーや、スクーターでガンガン音楽鳴らしている輩を目にしますが、ある一線を越えるとセンスの良さが悪趣味になることがあります。この匙加減は極めて微妙なんだな。

http://www.twinbird.jp/product/avj369/


さて、最新のNRSのカタログにもipod, MP3 playerをパドリングしながら聞くギアがいくつか掲載されています。随分時間をかけて、色々検討した結果ツインバード社のZABADYにしました。1Mの深さに水没しても30分は耐えられる防水性能と、大きさ、重さの総合点でこの機種にしました。来週の小国玉川で実践配備。悪趣味の域に達しないよう注意します。

桂川に遊ぶ

川 と言えば京都府を流れる淀川水系の桂川を連想するが、全国に桂川を名乗る川は他にもいくつかある。10月にTake-sanと行った桂川は相模川と名を変える山梨、神奈川を跨ぐ一級河川だ。その古名は鮎川とも言い、鮎に縁の深い川でもある。

鮎に縁がある川はその瀬と清流でカヤッカーを引きつける川でもある。しかし桂川は首都圏からのアクセスの良さの割にはメジャーにならなかった川だ。手元にあるリバーガイドブックにも桂川の情報がかかれた本はない。今から10年程前に遡るが当時所属していたカヤックのクラブで初めて遠征の話が出た。雨が降って増水しなければ下れない川...。そんな話だったと思う。予定が合わずその遠征には参加出来なかった。その後も桂川に縁がなく、昨年からこり始めたダッキーの縁で知り合ったTake-sanに初めてガイドしていただいた。

印象は、人造物が視界に入ることも少なく、瀬とトロ場を繰り返しながら落差のあるドロップがある実に楽しい、リズム感のいい川。台風9号の後、カヤッカーが随分増えたとはTake-sanの話。現地の漁協はriver sportsに対して理解を完全に示しているわけではないらしい。鮎釣りのメッカでもあるこの川での共存を願いたい。


拡大地図を表示

水位はここから確認出来る
。水位によって難度がいきなり高くなる川なので要注意。



Take-sanにとってもらった連続写真。よく撮れていてお気に入り。






桂川lower。この辺りはリラックスして下れる区間。Take-sanの愛犬、Jetが川に飛び込み泳ぐ姿が微笑ましい。






つまらない所で岩に乗り上げ落船。かなり笑えます。 Take-sanの笑い声が余計に笑いを誘う。





桂川は人工的な構造物が視界に殆ど入らず、DRしたこの区間は殆ど手が加えてられない理想的な川だ。ただ残念なことに臭うのだ。上流の大月市の下水道普及率は42%で流域市町村の中でも低い。ゴルジュに流れ落ちる滝は一見わき水のように見えるが生活排水だったりする。迂闊に滝に打たれるような事をすると...。用心用心。
上の写真はLowerのスタート地点。寒がりなもんで10月とはいえすでにドライスーツ。この日は日差しが暖かく、ドライスーツは過剰装備だった。