2008年1月28日月曜日

厳冬の御岳でお馬鹿しました

冬の多摩川、御岳でお馬鹿してしまいました。気温0度、水温は5度程度。U-20, U-18と世の中は喧しいですが、O-40(Over 40)、(いやいや実はもっと上)でこんな事する人はそれ程多くないでしょう。ドライスーツを着ているとは言え、この寒さの中、U-25(?)の女性2名と楽しく...写真の通りです。僕はまあ、いいとしてもさち、ロミ両名のU-25(としておきます)の勇気とお馬鹿ぶりには敬服いたします。O-40のオヤジははしゃぎすぎて風邪を引いてしまいました。今晩あたり熱が出そう...。


現地8時に待ち合わせです。セットアップが程よいウォームアップになりました。




大学生のG君は探検部の大先輩、ラナ父、母夫妻からアキレスのメインテナンスを師事。正月の初漕ぎで無理をしたTetsu-sanは仙台から駆けつけるものの、ラナ母さん、JKさんと待機。



9月の台風の後2度目の御岳。濁りはだいぶ解消されてきたが、放水口からの流れはまだ笹色だ。



装備はドライで完全。思わず泳いでしまいました。



パドラーには殆ど会うこともなく、冬の川を堪能できました。



さて、最後はTake-sanの手の込んだ料理に舌鼓を打った。彼の料理は手が込んでいて感心、感心。僕なんかいつもインスタントですから。


結局翌週は風邪を引いてしまいました。自業自得ですね。しかしこれに懲りずにまた真冬の川を目指します。

2008年1月20日日曜日

4ヶ月ぶりの長瀞

日、1月18日に長瀞へ出撃。昨年9月に日本を襲った台風9号の後に一度出向いて以来、4ヶ月ぶりの長瀞であった。今回はあひるBrosのTake-san, Tetsu-san同様、ダッキーの世界では名が知れ渡る重鎮、ラナ父さんと愛犬ラナとのトリオで皆野中学裏から野上の遊船ゴールまで下った。ラナ父さんの愛娘ラナはゴールデンレトリバー。有り余るエネルギーを毎週の川遊びで放電しているそうで、この寒にも全くお構いなく川へ飛び込む。拙宅でゴールデンレトリバー飼っているのが匂いで分かるのか、全身で感情表現をしながらじゃれついてくる。薄汚いオヤジの顔をペロリペロリと舐め回して一通り歓迎してもらってからラナ父さん、ラナをQ7に載せて野上から皆野中学裏まで向かった。皆野中学裏はput inポイントとしては穴場で、親鼻下のように300円徴収されることもない。夏はここでテントを張っているパーティーもよく見かける。

皆野中学裏は護岸工事のため重機が河原に入り親鼻橋手前のリバーパーク上長瀞まで の様子が大きく変わっていた。リバーパーク上長瀞のキャンプサイト前まではまるで運河のような水路になっていた。


長瀞の川地図。ラナ父さんの川地図に比較すればイタズラ書きにすぎない。(パドラーだけではなく愛犬家からも注目を集めるラナ父さんのブログ、わんことカヌーはこちら。

大きな地図で見る


鉄橋下で。瀬遊びしているカヤッカーがいると思っていたが、我々以外は誰もいなかった。当日はXactiのバッテリー不足でまともに写っていたのはこれだけ。ラナ父さん、ごめんなさい。


東日本は一週間この冬一番の寒波に見舞われていたが、とりわけ週末は寒気の底ということでとても寒い。河原の水たまりには氷が張っていてるし、川の水も恐ろしく冷たい。しかし比較的日当たりのいい長瀞は、いつもは物好きな同好の士が一人や二人は必ずいるのだが今回に限ってはパドラーは我々以外結局目にすることはなかった。長瀞は通常親鼻から野上まではギャラリーの注目と声援を常に浴びながら楽しく下れる川だが、岩畳でさえ人影を見ることはなかった。 岩畳で一服と思ったが、あまりにも閑散としていて日当たりの良い白鳥荘前まで漕いで昼食を取ることに決定。

岩畳を下る。向かい風が強くて、なかなか進まない。


左正面に白鳥荘を望む。ちゃっかり乗船してきたラナと下る。


今回の昼食はレトルト食品のおでんとカップラーメン。聞くだけで食べ合わせは良くなさそうだが、冷えた体を温めるにはなかなか悪くない。こんな場所で食べればどんな食べ物でも実においしい。食後に暖かいコーヒーを啜るように飲んで、ごちそうさまでした!!。

さて、渇水期の長瀞はどこを見てもClass I, I+程度。台風9号の後の70トンの時の長瀞との落差が激しい。確認していないが当日は10トン切っていたのではないだろうか。渇水ではあったが、遊船の水路が確保されているからかルートを誤らなければスタックすることはなかった。 小滝もごらんの通りの状態。

小滝入り口


瀬に突入だが渇水でこの状況。



核心もごらんの通りの状態。前回の70トンの時はこの辺りはビッグウェーブが立っていた。


前回は正面の岩まで大波が立っていて、右にクランクしながら曲がる川と正面の岩にハラハラしながら通過したが今回はエディーに入って一呼吸出来る余裕がある。


なんの緊張感もなく、実にまったりとしたDRだった。帰りに波久礼の簡保の宿で温泉につかり、放心脱力状態。そのまままったりと帰宅した。こういう川下りも実に楽しい。

2008年1月19日土曜日

厳冬の桂川

月に桂川を訪れたばかりだが、またしてもあひるBROSのTake-san、ロミさんと1月13日に桂川へ向かった。桂川は渓谷になっていて国道から川へ近づくにつれ日当たりが悪くなる。いつものTake out地点も日当たりは決してよくなく、閑散とした周囲の風景と相まって余計に寒々しい。

しかしTake-sanもロミさんも元気一杯。寒さに怯む様子は全くない。僕はといえばこっそりとホカロンを足裏と肩胛骨の裏って気合いを入れて桂川に臨んだ。桂川は元旦同様年間の最低水位に近いと思われる。水のパワーはないが、逆に河床が浮き彫りになり落差がレリーフのように浮かび上がってきている。


スタックを繰り返しながら落差を楽しみ3人で降下していった。途中で2度ほど初チン。僕の場合はたまに本当にしょうもないところでチンするので、ギャラリーはさぞ楽しいに違いない。チンしたついでに三人とも川に入って初泳ぎ。ロミさんは寒いのにリエントリーの練習。ドライスーツ着用していてもじわっとくる冷たさ。その後河原でカップヌードルパーティー。なんの変哲もないカップ麺だが、こういう状況だと格別の意味合いがあるようだ。まずとにかく旨い。体も温かくなった。ささやかな幸せをかみしめながら3人はゴールに向かっていたのだった。
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2008年1月2日水曜日

2008年桂川へ初漕ぎにゆく

賀新年。昨日は元旦という特別な日に特別な仲間、あひるBros、と山梨県桂川へ向かいました。僕以外のメンバーは年越しall nightキャンプで殆ど寝ていない状態で極寒の渓流をDRするという、暴挙といえば暴挙ですし、快挙といえば快挙ですが....。若さとはすばらしいです。

ロミさんは桂川は初手合わせ。キャンプ場前の核心のセクションを念入りにスカウティングする。Gさんは川の中央に鎮座する岩にトラップの後、艇を捨てて泳ぐ。皆真剣なまなざしがいいね。


バックワードで核心のセクションを通過。といってもご覧の通り渇水状態でスリルも迫力もあったものではない。ただの水遊びにしか見えないのはお慰み。


今回は噂のロミさんとアフリカから帰国したGさん2名と初顔合わせ。ロミさんはチャラチャラしてなくて、ワイルドで、根性があり、素晴らしい。失礼な表現かもしれませんが普通の女性にない逞しさを感じました。Gさんは24歳の物静かで繊細な青年の容儀で、植村直己さんを連想させます。他のメンバーは久しぶりに再会した開祖、あひるBrosのTake-san, Tetsu-sanです。


おろしたてのドライスーツを身にまとうロミさん。その右の写真はTetsu-sanとG-san。Tetsu-sanは骨折した指の抜釘を強行して参加。所有することがリバースポーツへのある種のコミットメントとなるドライスーツを何の躊躇もなく購入したロミさん、エア抜きで川に入ったまではセオリー通りだったが、ジッパーを完全に閉めてなかった...。折角のドライがいきなり下半身水没。トホホ。しかし彼女は全く動じませんでした。大物です。ドライスーツはしっかり金具がレールにかみ合うまで最後まで閉めなければなりません。

さて、桂川は水が少なく何度も船底をすりながらも無事に帰還。水が少ない分、落差があってそれはそれで楽しめました。前年度は12月で漕ぎ納めしましたが、真冬のDRも悪くないと思いました。例年ならば、この季節は週末は殆どスキーという生活でしたが今年は通年でDRしてみようかな...。
今シーズンぜひはツーリングに行きたい。急流、激流で泊まりがけでいける川は国内にはあまりありませんがね...。短くてもいいので、キャンプ道具積んで川下りたいな。

閑話休題。年末に納車されたAudi Q7が川遊び初登場。慣れ親しんだランクル100とほぼ同サイズ、長さが若干大きい程度なので乗り回しの違和感は特にない。横幅2M、長さ5Mあっても苦ににはならない。エアサスがついているのでリフトアップすると通常は擦るような心配も殆どなさそうだ。圏央道、中央高速と3千回転以下で巡航したが、まだまだ回して欲しいというQ7からのメッセージがステアリングを通して伝わってきた。

意外かもしれないが、巨体な割には日常速度での取り回しは姉妹車のポルシェカイエンよりも扱いやすく、乗用車的だ。(実はパワートレインが共通の姉妹車、アウディQ7、ポルシェカイエン、フォルクスワーゲントゥアレグの中で一番実用域で扱いやすいと感じたのはトゥアレグだった。パドルシフトも楽しい。)Q7はトゥアレグほどの軽快感はないものの、巨体の割には普通の町乗りでは十分な動力性能だ。Q7にした理由は扱いやすさとあまりお目にかからない車だからだ。今日現在でも数える程しか見たことがない。頻繁に目にするカイエンやX5, ML,トゥアレグに比較するとQ7は本当に少ない。carviewのユーザー登録数も僅か12名。当分の間はキャリアがついたQ7にダッキーかカヤックが載っていたら、それは僕だと思って間違いないと思います。

桂川のTake-outポイントにて。