2008年1月20日日曜日

4ヶ月ぶりの長瀞

日、1月18日に長瀞へ出撃。昨年9月に日本を襲った台風9号の後に一度出向いて以来、4ヶ月ぶりの長瀞であった。今回はあひるBrosのTake-san, Tetsu-san同様、ダッキーの世界では名が知れ渡る重鎮、ラナ父さんと愛犬ラナとのトリオで皆野中学裏から野上の遊船ゴールまで下った。ラナ父さんの愛娘ラナはゴールデンレトリバー。有り余るエネルギーを毎週の川遊びで放電しているそうで、この寒にも全くお構いなく川へ飛び込む。拙宅でゴールデンレトリバー飼っているのが匂いで分かるのか、全身で感情表現をしながらじゃれついてくる。薄汚いオヤジの顔をペロリペロリと舐め回して一通り歓迎してもらってからラナ父さん、ラナをQ7に載せて野上から皆野中学裏まで向かった。皆野中学裏はput inポイントとしては穴場で、親鼻下のように300円徴収されることもない。夏はここでテントを張っているパーティーもよく見かける。

皆野中学裏は護岸工事のため重機が河原に入り親鼻橋手前のリバーパーク上長瀞まで の様子が大きく変わっていた。リバーパーク上長瀞のキャンプサイト前まではまるで運河のような水路になっていた。


長瀞の川地図。ラナ父さんの川地図に比較すればイタズラ書きにすぎない。(パドラーだけではなく愛犬家からも注目を集めるラナ父さんのブログ、わんことカヌーはこちら。

大きな地図で見る


鉄橋下で。瀬遊びしているカヤッカーがいると思っていたが、我々以外は誰もいなかった。当日はXactiのバッテリー不足でまともに写っていたのはこれだけ。ラナ父さん、ごめんなさい。


東日本は一週間この冬一番の寒波に見舞われていたが、とりわけ週末は寒気の底ということでとても寒い。河原の水たまりには氷が張っていてるし、川の水も恐ろしく冷たい。しかし比較的日当たりのいい長瀞は、いつもは物好きな同好の士が一人や二人は必ずいるのだが今回に限ってはパドラーは我々以外結局目にすることはなかった。長瀞は通常親鼻から野上まではギャラリーの注目と声援を常に浴びながら楽しく下れる川だが、岩畳でさえ人影を見ることはなかった。 岩畳で一服と思ったが、あまりにも閑散としていて日当たりの良い白鳥荘前まで漕いで昼食を取ることに決定。

岩畳を下る。向かい風が強くて、なかなか進まない。


左正面に白鳥荘を望む。ちゃっかり乗船してきたラナと下る。


今回の昼食はレトルト食品のおでんとカップラーメン。聞くだけで食べ合わせは良くなさそうだが、冷えた体を温めるにはなかなか悪くない。こんな場所で食べればどんな食べ物でも実においしい。食後に暖かいコーヒーを啜るように飲んで、ごちそうさまでした!!。

さて、渇水期の長瀞はどこを見てもClass I, I+程度。台風9号の後の70トンの時の長瀞との落差が激しい。確認していないが当日は10トン切っていたのではないだろうか。渇水ではあったが、遊船の水路が確保されているからかルートを誤らなければスタックすることはなかった。 小滝もごらんの通りの状態。

小滝入り口


瀬に突入だが渇水でこの状況。



核心もごらんの通りの状態。前回の70トンの時はこの辺りはビッグウェーブが立っていた。


前回は正面の岩まで大波が立っていて、右にクランクしながら曲がる川と正面の岩にハラハラしながら通過したが今回はエディーに入って一呼吸出来る余裕がある。


なんの緊張感もなく、実にまったりとしたDRだった。帰りに波久礼の簡保の宿で温泉につかり、放心脱力状態。そのまままったりと帰宅した。こういう川下りも実に楽しい。

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