昨晩確認した大月の水位は2mを越えていました。最近は渇水期の桂川を水位1.2m前後でもダウンリバーしていましたので、まさに久々の増水です。自宅を出る前に確認してもまだ1.75mあり、前回よりも50cm程水位が高い状況です。現地での目視でも明らかに普段より水位は高く、パワーもありそうです。金畑橋に駐めた車から川を見下ろすだけで、アドレナリンの放出を感じます。
今回のDR区間はあけぼの橋から塩瀬大橋までのセクションです。この区間についてはこちらのサイトが非常に丁寧に解説していますので、桂川をダウンリバーされようとしている方はぜひ参照してください。通常は塩瀬大橋下流の鮎おとり売り場駐車場をtake out地点とするのですが、四方津のtake out地点がこちらのサイトに記述されていました。以下の写真の通り桂川清流センターにかかる金畑橋より下流の瀬は川幅が急激に狭くなっていて、アドレナリンレベルが高そうです。次回はぜひ四方津までのロングランに挑戦したいと思います。
閑話休題。先週解禁になった渓流釣りですが、本日はDR区間で4名に遭遇しました。そのうち一名は非常にフレンドリーな方でした。この区間は鮎釣りの期間を除いては意外と釣り師が少ない印象です。鳥沢ホールも含めてカヤッカーは残念ながらゼロでした。桂川は御岳よりもアドレナリンレベルが高く、クリークのようにストップ&ゴーを繰り返さずリズムよく下れ、尚かつ適度なスリルのある首都圏で唯一の川ではないでしょうか。今回のダウンリバーで桂川を惚れ直してしまいました。レスキュー体制を整えぜひチャレンジしてみてください。
今回のDR区間はあけぼの橋から塩瀬大橋までのセクションです。この区間についてはこちらのサイトが非常に丁寧に解説していますので、桂川をダウンリバーされようとしている方はぜひ参照してください。通常は塩瀬大橋下流の鮎おとり売り場駐車場をtake out地点とするのですが、四方津のtake out地点がこちらのサイトに記述されていました。以下の写真の通り桂川清流センターにかかる金畑橋より下流の瀬は川幅が急激に狭くなっていて、アドレナリンレベルが高そうです。次回はぜひ四方津までのロングランに挑戦したいと思います。
閑話休題。先週解禁になった渓流釣りですが、本日はDR区間で4名に遭遇しました。そのうち一名は非常にフレンドリーな方でした。この区間は鮎釣りの期間を除いては意外と釣り師が少ない印象です。鳥沢ホールも含めてカヤッカーは残念ながらゼロでした。桂川は御岳よりもアドレナリンレベルが高く、クリークのようにストップ&ゴーを繰り返さずリズムよく下れ、尚かつ適度なスリルのある首都圏で唯一の川ではないでしょうか。今回のダウンリバーで桂川を惚れ直してしまいました。レスキュー体制を整えぜひチャレンジしてみてください。
今回のDR区間外ですが、金畑橋直下の瀬は実にナイスです。塩瀬大橋鮎おとり売り場駐車場より下流は下ったことがありませんが、この区間は川幅が急激に狭くなっており、本日の水位では上から見ていても迫力満点です。瀬のパワーに圧倒されながら、口に出てきた言葉は「今日で何回目だったっけ?」 昨年9月からカヤックを始めた花園氏は、大人買いで一式をNRSで調達してから間髪いれずにドライスーツをこれまたNRSで調達。パドルもATのカーボンシンメトリックを購入し、ギアに関しては全くスキ無し。オフシーズンにも関わらずこの6ヶ月で既に30回弱の川下りをこなしております。花園氏は趣味のゴルフも完全封印状態で川へ繰り出しております。
囂々と音を立ててボイルする眼下に広がる情景にニヤリと笑みを浮かべ、身長190cmもあるラガーマンは身を竦めて「今日は漂流するかも...」と一言。しかし彼は全く怯んではいないのです。花園で高校ラグビーの頂点を極め、学連、早慶戦で活躍した一流アスリートは流石に違います。
桂川清流センターに続く金畑橋より直下下流を見る。橋の上からも聞こえる轟音。今日はヤバイ。
金畑橋より下流全貌。狭窄する区間がまだ先にも見えます。はっきりとは見えませんが、この水量だと迫力ありそうです。この区間は面白いかも。
核心部下流の以下のポイントは流れも速く、パワーも十分です。花園氏は流速に比べてスピードに乗り切れててません。かなりやばいです。思わずスローロープを持つ手に力がはいりました。おまけに岩に乗り上げ大幅に減速。このスピードでは巻き戻されると不安がよぎるものの、無事クリア。ウェーブのトップを力ずくでパドリングして難局を乗り越えました。
キャンプ場前核心部です。
桂川は廃業した桂川キャンプ場前が最初の核心部、このポイントの先の落差のある瀬と左にクランクした最後の落ち込みが核心部その2です。最後のドロップまでの瀬は増水している時はかなりエキサイティングです。今回は増水の影響もあり周囲の岩の反射波が複雑なうねりをつくっていて、もみくちゃにされながら落ち込みに突入しました。二人ともクリーンクリア。ある特定の水位の時にその瀬と共鳴するような...増えすぎても、少なすぎてもいけなく、その水位で初めて現れる魔界、何度もこの場所を下っていますが、初めて見た世界でした。桂川は2回目の花園氏は大興奮。鼻血ブー(世代がわかりますね)。
流れが速く、瀬が潰れています。
画面中央の岩は普段はオーバーハングになっていて、水位が少ない時はこの岩ギリギリを狙うのですが、殆ど水没してます。ここは落差があるポイントで、大きなバックウォッシュが出来てました。距離があり、太陽光が反射して分かりにくいですが、花園氏のオレンジバンディットが思いっきり反り返ってます。
本日はさすがにサイストラップを思いっきり引き締めて下ったのですが、フッドペグ代わりのスウォートで力んで踏ん張りすぎたのか、足がかなり疲れました。バンディットを検討されている方が最近多いようですが、バンディットのスペックを引き出すには、オプションのサイストラップとスウォート(乃至はフットペグ)は必ず準備された方がいいと思います。クリークに行かず、緩やかな流れを下るのみならば必要ありませんが、そういう方は恐らくバンディットを買わないと思いますので、サイストラップとスウォートはあえて絶対必要と申し上げておきます。リジットよりはもちろん安定していますが、普通のダッキーよりは反応が鋭いので、シビアに乗るならばサイストラップとフットペグ代わりのスウォートがないとコントロールが難しいでしょう。
バンディットは今回のような荒れたコンディションだと実に頼もしいです。
7 件のコメント:
Actonさんこんばんは。
今日も下られたんですね。
桂川、実に楽しそうですねえ。
ところで、バンディットのDリングなんですが、接着剤は何を使われましたか?
NRSに聞いたらウレタン系を使えといわれたんですが・・・。
それと、リングの取り付け位置について、
なにかアドバイスございましたらお願いいたします。
やまかわさん、おばんです。まずDリングなんですが、小生はオプションでは取り付けておりません。接着剤については補修用に同封されていたものを使いました。ウレタン接着用というボンドは確かに市販はされているようですね。
セットアップについてはDリングについてはお役にたちませんが、サイストラップの装着方法、フリップラインなどはお役にたてるかもしれません。ご遠慮なくおこえがけください。
Actonさんおはようございます。
わたしはどうやら大きな勘違いをしておりました。サイストラップは、艇の後部にもともと付いているDリングと、ベイラーホールに取り付けるものなんですね?
すっかり誤解しておりました。
自分でDリング4個貼り付けるのかと思ってました。
あー気が付いてよかったデス。
やまかわさん、カスタマイズなので特にルールはありませんが、BoaterTalk等のサイトを見る限り小生も含め、殆どのBanditオーナーはベイラーから防水ロープをループさせ、そのフープにサイストラップのフックを取り付けています。こうすることにより、リーンすると船底が持ち上がりリジットに近い動きをします。サイドチューブにDリングで取り付ける方法もありますが、バンディットに関してはこの方法は推奨されていません。(USのフォーラム情報です。)
小生の場合は後部はシートのベイラーホールに防水ロープでループを作り、全部はかなり前にループを作って、ストロークを長く取っています。
蛇足ですが、フリップラインはシートを固定しているベルトの下に通し、シートのすぐ後ろでタイダウンしています。空気を入れる前は緩めておき、空気を入れてからはフリップラインはかなりきつく締めてきます。こうすることによりトーション(ねじれ)耐性が高まり、艇全体の剛性がかなり上がるようです。
バンディットのセットアップの写真があるので後ほどメールしておきますね。
Actonさんありがとうございます。
考えてみたら、自分で接着剤でDリングを貼り付けて、それに結構な体重をかけるという方法は、少なくとも一般的ではないだろうと気付くべきでした。少なくとも日本だとそういう売り方はしないですもんね。セビラーで先入観ができてました。
写真も拝見しました。
大変参考になりました。
いろいろとありがとうございます。
ついでにもう一つ教えてください。
ダッキーのフリップラインというのは、
何の為のものなのでしょうか?
売ってるフリップラインは、スローロープの様な素材っぽいですが、Actonさんは、平べったいベルト状のをお使いの様ですね。
やはり、流された時に艇につかまりやすくするためでしょうか?
それともひっくり返った艇を起こすためですか?
素人質問で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
やまかわさん、写真お役にたてて何よりです。さて、フリップラインですが、文字通り艇がひっくり返ったった時にこの紐(ライン)をつかんで、艇をひっくり返すものです。エアー社のダッキーを買うと2インチのフラットベルトが必ず付いてきますが、これがフリップラインです。僕がバンディットに付けているのは車用のタイダウンベルトを流用しています。NRSでも様々な長さのタイダウンベルトを売ってますが、自動車用のキャリア用ベルトでももちろんOKです。
フリップラインは付けなければいけないということはありませんが、バンデットの場合は本来の目的以外に、明らかに剛性が上がるので取り付けしています。いつもベルトをかなりきつく絞り込みサイドチューブを締め付けています。
Actonさんこんばんは。
どうもありがとうございます。
にわか勉強でラフトだから必要なのかと思っていましたが、ダッキーでも必要なんですね。
ヘリオスならつっつけばひっくり返りますが、重くて平べったい艇なら確かに必要ですね。
剛性が上がるならヘリオスでも試してみようかな~・・・。
どうもありがとうございました。
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