2009年2月15日日曜日

ベストインフレータブルカヤック(ダッキー)by Inflatable Kayak Guide

ロラドのアウティング会社のInflatable Kayak Guideが更新されBest Inflatable Kayakが発表されていました。今回はBest Inflatable Kayakは3部門に分類されており、静水、ホワイトウォーター兼用部門、ホワイトウォーター部門、シーカヤック部門、500$以下部門でそれぞれランキングされています。順位についてはBoater's talk等のフォーラムでの評判と大きく変わらないので、個人的には特に意外な結果はありませんでした。小生が所有しているNRS Bandit(バンディット)、 Aire社Tomcat(ヤフオクで売ってしまいましたが)もホワイトウォーター部門でランキングに入っています。このアウティング会社では各種ダッキーをコマーシャルユースしており、とりわけ180艇以上のダッキーを実際に使ってきたBobさんのコメントは興味深いです。こちらのサイトは一見シンプルですが結構ネスティングしており、丁寧に読めば、IKについてはかなり深く書かれ尚かつ含蓄のある記事に辿り着きます。

最近NRSバンデットをキーワードにして当サイトを訪れる方が急激に増えており(前月比90%増)、またその殆どの方がユニークユーザー(初めてのお越しの方々)なので参考までにポストしました。因みにホワイトウォーター部門では、NRS Banditはランキングのトップです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

バンデットで初漕ぎ行って来ました。
長瀞・・・しっかり小滝で沈しましてまだ乗りこなすまでにはいきません。

でも、面白い艇だとは実感しました。
座席もちっと前にだそっと!

Unknown さんのコメント...

Akiraさん、コメントありがとうございます。Akiraさんの小滝突入動画を拝見しました。1)小滝へ入る前にパドリングが止まっており、十分なスピードがないまま突入2)体を動かして艇を積極的にコントロールしていなく(受身で船に乗っている)、パドリングもしていないので艇が右へ傾くのと同じ方向に体軸が流れ、ブレイスも出来ずに右方向へロールしてチンという感じでしょうか。

リジットと違ってダッキーは体軸の意識や重心の移動、傾きを意識する必要がない楽チンな船です。特に汎用的に作られたダッキーはスイートスポットが大きく、漫然と座ったままでDRする悪い癖がついてしまいます。ダッキーの安定感は逆に言えば、外部、内部の動きを吸収する懐の深さであり、モッサリとした動きの鈍さを感じるてしまいます。(慣れると普通になってしまいますが。)

バンディットはその点非常にクイックで、それが故に不安定というコメントもありますが、それでもリジットに比べればやはりダッキーなので、安定感はあります。エアーなどの重量級のダッキーに乗りなれた方からするとチッピング(左右への振れ)が気になるかもしれませんが、リジットに乗ってバンディットに乗るとやはり安定感は抜群です。バンディットはリジットのような軸を意識して前後も含めて重心移動や、傾きを意識すればエディーにも普通のダッキーのようにスピンではなく、カービングさせて綺麗に入ることが出来ますよ。なお、ロッカーがあれだけキツイと大きなウェーブで煽られる傾向がありますが、少し前に屈めるようにしてウェーブを潰すように乗るといいと思います。

僕はリジットからダッキーに入りましたが、リジットと普通のダッキーの中間位置するのがバンディットだと思います。御岳、桂川にほぼ毎週出向いておりますので、いつかお手合わせ願います。