2009年6月22日月曜日

【総括】ついに伝説の桧枝岐川(伊南川上流)を下る:清冽と増水濁流の2本立て

いに伝説の福島県桧枝岐川(伊南川上流)に出撃してきました。桧枝岐川は3つの降下区間に分かれます。6月20日(土)は鱒滝より下流の区間、Lowerを降下、21日(日)は屏風岩から鱒滝までのいわゆる「黄金の1マイル」と呼ばれる伝説のMiddle区間が設定されました。

20日土曜日は梅雨の合間の晴れ。5月の連休期間中に見た桧枝岐川は雪代を湛え荒れ狂うような川相でしたが、今回は厳しい瀬はいくつかあるものの、総じてしなやかで非常に美しく、リズムのいい流れでした。この区間は透明度が高く、所々ピリ辛の瀬や落ち込みはありますが瀬の後に必ず瀞場があり、漕ぎやすいセクションと言えます。全体の印象としては難度は御岳より上で桂川クラスですが、核心部は桂川よりも桧枝岐川の方がレベルは高いと思います。核心部はポーテージ出来るし、易しい瀬も沢山あるので核心部を避ければ比較的幅広いレベルのカヤッカーが楽しめる区間です。


より大きな地図で 伊南川 を表示

一方、「黄金の1マイル」と呼ばれる桧枝岐川Midleセクションは翌日の日曜日に初降下しました。この区間を下った記録は色々調べても見当たりませんでした。伝説の七厘会が下った区間はこの区間より一つ上の桧枝岐温泉スキー場から屏風岩までの区間で、桧枝岐川Upperとなります。Upperは難度がかなり高いらしく、ツアーとしての成立しないというのがカエルアドベンチャーさんの判断です。そう言われてしまうとますます興味津々です。秋までにUpperも攻略しようと思います。

さて、21日日曜日は前日夜半より降り続いた雨により、桧枝岐川は褐色の増水状態でした。春先の増水には若干及ばないものの、相当増水しており当日の水位では増水状態の桂川那珂川上流那須地区と比較しても難度は1ランク上の川相でした。この区間は正に秘境、人煙を見かけることはありません。瀬はブラインドになった落差の激しいドロップ、パワフルなバックウォッシュが散在しており、増水でパワーを増した川と格闘しながらの降下となりました。

カエルクリークチームはヤラレンジャーさんを除いて増水した川に多少翻弄されましたが、アドレナリンレベル4+の忘れることの出来ない素晴らしいツアーだったと思います。5キロ程度の区間距離ですが注意深くスカウティングしたため、スタートが10時半、ゴールが4時でした。平常水位はもう少し楽に下れるとのことですので、念のため。

福島にはこんなに素晴らしい川があるのに、あまり知られていないのは残念です。しかしこんなエキサイティングな川でツアーを成立させたカエルアドベンチャーさんには感謝です。ガイドのヤラレンジャーさんが何度か下見をした上で安全を確保しての降下ですので、チャレンジしても心強いです。桧枝岐川のような秘境にあるクリークは、カエルアドベンチャーさんのようなアウトフィッターのガイドなしでアタックするのは難しいとつくづく感じました。

Middle区間は、入渓すると川面を覆うばかりの落葉樹に気がつきます。桧枝岐川は紅葉の時期には渓谷一帯が燃えるような色に染まる川となることでしょう。

以下は初日のLower区間のオムニバスです。Animotoで作成しました。





高畑スキー場より下流の区間、桧枝岐川 Lowerの動画オムニパスです。


二日目のMiddle区間のオムニバスです。


桧枝岐川Middle区間です。スタート時点は増水で川が褐色に染まっていました。気がつけば昼前後には快晴になり、川の濁りも落ち着いてきました。この区間は大きなドロップが沢山あり、洗礼を受けながらの降下となりました。

桧枝岐川Middle区間 from Itsuo Iso on Vimeo.


































2 件のコメント:

柿の種仙人 さんのコメント...

いやあ、落差がすごくあって面白そうですね。さすが伝説の川です。増水とのことですが、水がきれいですね。ぜひいってみたい、次回はご一緒しましょう。

Acton さんのコメント...

仙人さん、いやー仙人さんが参加出来ずに本当に残念でした。皆で仙人さんの事を話していたんですよ。へたっぴさんが仙人さんの魂と一緒にDRしてくれました。何か霊的なものを感じましたか?次回はぜひご一緒させてください。

一番最初の写真はS字ねじりの滝です。ヤラレンジャーさんのみ下りました。滝つぼに入ってしばらく水面に出てきませんでした。水が綺麗に見える写真は土曜日の写真です。日曜日は土が入って褐色でした。岩が読みにくく、下るのに苦労しました。