2011年1月30日日曜日

Speedloader by Liquidlogic: よく考えられたスローバッグ

年LiquidlogicからSpeedloaderというスローロープが発表されました。このブログでも一度記事にしています。目的も機能も単純であるが故に捻りようがなさそうなスローロープ。これ以上の工夫の余地は無さそうなんですが、こんな捻り方もあるんですね。

一度投げたロープをスローバッグにロープを入れるのって面倒ですよね。手の平を芯にしてぐるぐる巻いても一度にロープに入らなかったり、何度も投げるような場合だと手際よくロープが収まらなかったりして不便に感じていました。Sppeloaderは見事にこの点をついた秀逸な製品だと思います。

Gadget seekerとしては、見過ごすわけにいかず、ずっと気にしていたのですが今回CKS購入しました。残念ながら日本国内では未発売のようです。

見た目は普通のスローバッグです。


















半球状に大きく開口します。ロープはボールのような形になったスローバッグへ。
このビデオが分かりやすいでしょう。



2011年1月24日月曜日

Bootie Beer:カヤッカーがブーツをジョッキ代わり?何故なの?

ーティー・ビア(Bootie Beer)って知ってますか?海外、特にアメリカのカヤックビデオでよく出てくるシーンです。ブーツにビールをなみなみと注ぎながら、カヤッカーが飲み干すシーン、一度や二度はご覧になられたことがあるのではないでしょうか。

先日アップロードされていたNickのCreeking in Mexico in 2011にもNickがBootie Beerの儀式、そう儀式を執り行っているシーンが最後の方に挿入されています。



ずっと気になっていたんです。Bootie Beerという言葉は何度か聞いたことがあったのですが、この儀式の意味合いはまったく想像すらつきませんでした。

ある特別プロジェクト(仕事ではありません、全くの趣味の特別プロジェクトです)の調査で、Boof.comを最近かなり丁寧にフォローしているのですが、本日のBoof.comのRSSで以下のテキストがフィードされていました。


Bootie Beer

How? When? Where? did the bootie beer start? A rite of passage or ? Is it solely a whitewater thing? PBR brand of choice? Just wunderin.
Happy paddling,
Kirk

Bootie Beerっていったい何?というスレッドです。そう、僕もずっと知りたかったことです。Bootie Beerはアメリカ人パドラーにとってはよくある光景らしいのですが、日本人の僕にとってはその起源はもとより、意味合いも全く不明でした。同様の疑問はBoof.comMountain Buzzにも過去何度かポストされているようですが、どうやら2000年ごろからアメリカのカリフォルニアで始まったらしいです。

要するに、基本的には沈脱して泳いだ人がBootie Beerの洗礼を受けるのですが、地域によっていくつかのバージョンがあるようですね。レスキュー側もスローロープを上手く投げられなかったら沈脱者と一緒に飲むとか...。以下はBootie Beerのルールの一つです。

These seem obvious: 
1. You swim, you drink
2. If your buddy rescues all your $hit, you drink from his/her booty, not yours (time to practice the self-rescue techniques...).
3. If you try to hit your pal with a throw rope and you miss him/her, you drink too.
4. If you don't have a throw rope with you to throw to your buddy, you drink.
5. Consumption of one full beer is required. When doing Wild Tur
key Booty shots as Jared Noceti prefers, the pour must be equivelant to a double shot or better.
こんな事、全く知りませんでした。勉強になったのでちょっとおすそ分け。既にご存じならごめんなさい。

なんとなく楽しそうですね。今度ノンアルコールビールでやってみよっと。さて、今年は何杯のBootie Beerを飲むことになるのだろうか。

2011年1月23日日曜日

WiFi体重計Withings

分の体重を毎日Tweetする知り合いがいます。彼のURLを辿るとWithingsというWiFi体重ロガーからポストされていました。何でまたよりによって自分の体重を世界発信しなければならないのか、とても不思議でした。調べていくうちにメタボ予備軍の自分にピッタリの体重計であることが判明しました。



学生時代から体重が10kg以上増え、コレステロールも高い小生としてはまずは体重を減らすことが肝要。体重計に乗るだけで諸データをWiFi経由でサーバーに転送してくれるなんて、とても便利です。メタボが気になるガジェットシーカーとしては、迷ことなく即購入しました。

すっきりしたデザイン。とても気に入りました。Apple製品のようにマニュアルが入っていません。Web上のオンラインマニュアルを見て自分のLANのノードとして登録します。



















ブラウザー経由で体重、体脂肪、BMIなどのデータが閲覧出来るだけではなく、お約束のiPhone, iPadアプリも用意されており、綺麗なグラフで基礎データの推移を確認出来ます。

毎日iPadで体重、体脂肪の変化を見ています。だからどうした、ですが...。


















ブラウザー画面のスクリーンショット。

















Google HealthMicrosoft Healthvault, Training Peaksにも自動的にログしてくれます。もちろんTweeterも!因みに以下は小生のGoogle Health。体重、脂肪量などが自動的にアップロードされています。

















WithingsからはWiFi血圧計も販売されているようです。さて、この手のガジェットに目がないのですが、目的は減量。体脂肪は18%ですがBMIが24%とメタボぎりぎりです。あと5kg減量するのが目標。グラフを見ながら楽しく減量することにします。




2011年1月21日金曜日

川ガールの誕生: Girls at PLAY

調べ物をしていたら、創設者、インストラクターもすべて女性、生徒、参加者も女性だけというとてもユニークなカヤックスクール、アウトフィッターの記事を読みました。

Girls at PLAYのAnna Levesqueさんはカナダ出身。 2001年の世界フリースタイル選手権の銅メダリストで、カナダのフリースタイルナショナルチームに5年間所属していたそうです。















オタワ川の辺でカヤックの教則本を眺めていた際、女性のパドラーの写真が殆どないことに愕然としたことがきっかけで、Girls at PLAYを始めたそうです。カヤッキングのインストラクションや、カヤックツアー、ヨガなどを女性のためだけに提供しているそうです。女性だけをターゲットにしているところが大変ユニークですね。

日本でも女性のカヤッカーが増え初めていることをグラビティーの後藤さんからお聞きしました。山ガールの次は川ガールの波が押し寄せてくるといいですね。

2011年1月11日火曜日

秋川渓谷ファーストラン:近くて綺麗

Class5柳本さんの新春ミステリーツアーに参加しました。C5のホームページには東京都檜原村近辺の川という告知です。そこまで明かせばこの時期下れそうな川はあの川しかありません。そう、秋川です。あのサマーランドの前を流れている川です。秋川はラナパパが詳細なレポートを書かれており、首都圏では一度行ってみたかった川の一つです。










これだけクリーク艇ばかり、まあ、よく集まりますね、Class5は!
才谷屋さん、出来るだけドライエントリーが基本のようです。
いつものように現地の下見と露払いのソロランを終えた柳本さんは、早速ブログに現地情報を更新しています。曰く、恐ろしいほどの清流であり、スパイスもちょっと効いた癒し系の川との記述があります。確かに綺麗な川でした。清流ハンター、elfの幹部、OWLさん、才谷屋さん両名は早々とフランチャイズ宣言。御岳よりもはるかに透明度の高い川です。












核心部は今回の区間では2箇所。多少のドロップもありますが、難易度はそれ程高くありません。癒しとリトルスパイスがまぶされた鳩ノ巣渓谷に近い印象を持ちました。途中の淵も泳ぎたくなるような美しさ。皆さんの期待に応えるべく、才谷屋さん、OWLさん、小生は躊躇なく淵に飛び込み水遊びをしました。


この川はいいですね。パドラーのレベルに幅があっても皆で楽しめる川です。こんな綺麗な川を漕いだら、カヤックに対するモチベーションが確実に変わると思います。機会があれば、ぜひ漕いで欲しい川の一つです。

都心から近くて魅力的なこの川で、カヤックとありえない品質のお肉でしゃぶしゃぶが同時に楽しめたらどんなに楽しいか...。(背景が判らないと、「どういう発想だ、それ!」となりますね)そんな唐突な話題がどうやら実現の方向で進みそうです。 最近何かとお肉の話題で有名な食肉卸会社社長、才谷屋さんが全面サポートで、クリーク艇に食材と鍋を積んでリバーラン。途中の美しい淵で、しゃぶしゃぶランチというツアーをClass5で企画するそうです。ああ、なんて豪華なんだろう。これぞまさしく大名川下り。こんなスタイルのカヤッキングもありですよね。

2011年1月3日月曜日

酒池肉林の大芦川初漕ぎ

年通い詰めた大芦川。新年の初詣と初漕ぎも大芦川に足を運びました。通い慣れた古峯街道は、いままで見たことがないほどの車の数に圧倒されました。途切れのない車列は、一の鳥居に引き寄せらられるように大峯神社に続いています。

elfのOwlさん、才谷さんが企画した今回のイベントは、初詣にカヤッカーの正装、漕ぎだし出で立ちで大峯神社に参拝、そのままリバーランしてから噂のelf料理を囲んだ宴会というユニークな企画です。参加メンバーも豪華絢爛。ネットの世界で名の知られた方々で、一度は一緒に漕いでみたいと思っていた善男善女が参加されました。参加したパドラーはいばさくさん(回送)、つぁさん、コウさん、Qさん、スモもさん、ノリーさん、ナスミンさん、Owl会長、才谷屋さん、小生。elf幹部のお二人とナスミン、小生以外は、大芦川は初見参です。残念ながら水位は45cmとかなりの渇水だったのですが、皆さん楽しんでいただけたでしょうか。





















パドリングの後は巷で噂のelfのお肉。ウメー、ウメーの大合唱でした。年末から自宅でelfのお肉を楽しませて頂いている僕は、もうこれ以上書くことはありません。すばらしい、ただそれだけです。キャンプファイヤーを囲んだ宴会の様子については今回の参加者のmixiにアップされるはずですのでそちらをぜひ参照してください。噂のelfのお肉については、いばさくさんのブログが詳しいです。


















新年早々知り合いが増えるというのはとても縁起がいいことではないでしょうか。皆さんにとっても2011年がすばらし年でありますように。

Qさん作成の動画です。センスが違います。脱帽。

2011年1月1日土曜日

自宅でelfのお肉:第2弾はイベリコ豚のしゃぶしゃぶだ!

年おめでとうございます。今年も皆様にとって充実した一年であるよう、埼玉の田舎より祈念しております。

新年早々食べ物の話題です。昨年elf才谷屋さんと一緒に漕いだ事がある人は幸せです。高級食肉卸会社を経営する才谷屋さんに、小売でお肉を分けて頂ける事ができたから。仲間のカヤッカーも何人かもお正月の準備で才谷屋さんからお肉を譲っていただいたようです。我が家のお正月にも今年はイベリコ豚のしゃぶしゃぶが並びました。今年は実家の両親も、single againの弟も全員拙宅に集合。賑やかなお正月でした。その中でもイベリコ豚のしゃぶしゃぶはだれもが絶賛。「これ、俺の知り合いから分けてもらったから。特別なんだから!」と僕も鼻高々でした。和牛のかたまりで作った牛タタキ。ダメなお肉だとパサパサしたり、筋が際立ってくちゃくちゃしがちですが、今回はやはり全然違いますな。さすが日光畜産!。才谷屋さん、ありがとうございました。年老いた両親も喜んでました。

おせちは2日がかりで仕込んだようです、僕がカヤックにいっている最中に。多少の罪悪感がありますな。

今日は人が多くて、我が家のお犬様は二匹ともお疲れのようすです。ゴールデンレトリバーのリンディー。足が不自由な老犬です。黒い方はイングリッシュコッカスパニエルのわかめです。

小生の母と一緒におすましするわかめ。

本日は食べ過ぎました。明日は大芦川での初漕ぎです。しっかり漕いでカロリー消費しないとまずいな。