伝説の抱腹絶倒エクストリームカヤッカー集団、七厘会って知ってますか?2000年代前半はサラリーマン転覆隊を筆頭に個性豊かなカヤッカー集団が百花繚乱した時期でした。技術を競い合うのではなく、勇気や男気の有無に拘わる。沈脱してもレスキューせずにまずは写真を撮る。そして沈脱当事者もギャラリーも明るく、大きく笑う。カヤックが終われば河原で炎を囲み、喰い酌み交わす。こういう美学があったんです、かつては。
その中でも七厘会は異色のカヤッカー集団で、レベルの高いクリークを果敢に攻めていました、どこかに微笑ましさという余韻を残しながら。知る人ぞ知るかのエクストリーマー、チームボンバーが(こちらは八木さんを筆頭にして本格集団です。)、とある川を下る前に七厘会に問い合わせしたとい逸話もあるぐらい一目置かれていました。
僕が福島県の桧枝岐川(伊南川)に興味を持ったのも、七厘会のHPを読んだのがきっかけでした。あの桧枝岐川のS字ネジリの滝をスカウティングの際に足を滑らせて生身で落ちたり(これってありえないぐらい凄い話です。実物を見たことがある人はご理解頂けると思いますが。)、4回も沈脱を繰り返しながらアッパーを下ったり(これもダメです。絶対に!こんなに恐ろしい事はありません。)そんなズッコケた一面(ああ、昭和的な表現だな。)が実におかしく書かれていたのが、七厘会のHPです。折に触れて目を通していたのですが、突然消失してしまいました。
七厘会のキコリさんとはご縁があり、時折連絡を取り合っていましたが、この度お忙しい中、七厘会のHPを復活していただきました。一言で言うと面白くて、凄いにつきます。時間があれば、ぜひ一度目を通してみてください。特に桧枝岐川の記事は必読ですよ。
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