2011年7月26日火曜日

大芦川で疲労困憊そして貝料理

風一過の増水を期待していました。大芦川は水位が増えるとその瀬の落差と相まってとてもスパイシーな川相になります。前夜の御幣橋水位が90cmあり、かなり期待して出撃したのですが...。

















現地での水位は想像より遙かに少なく、想像より遙かに多い釣り師の皆様が自慢の竿でロンドンブリッジを連ねておりました。現地に行く度に毎回言葉を交わす機会に恵まれる大鳥居下の大貫屋のご主人の話によると上流ではあまり雨が降らなかったそうです。やはり御幣橋の水位と東西大芦川合流地点近辺の水位は連動してないようです。とにかく釣り師の皆さんが沢山いたので、大変な目にあいました。詳細はよういちさんのブログをぜひご覧ください。

閑話休題。久しぶりに面白い店に行ったのでlogだけ残しておきます。貝料理の専門店です。検索すればわかりますが、都内でも貝料理のお店は2,3店舗しかありません。今回お邪魔した貝料理はまぐりさんはその中の一件で、かなり有名なお店です。このお店の前は何度も通っており、貝料理というイメージが捉えにくいジャンルが好奇心を刺激して、ずっと気になっていたお店でした。
























友人とお互いのいきつけの店に交互に行くという酔狂で、前回僕の馴染みのお店に行ったので、今回は友人のいきつけです。連れて行かれたのが新宿三丁目の貝料理はまぐりさんです。6時半の予約でしたが、店内は既に満席。さすがに人気店です。メニューはこんな感じです。



















定番、人気メニューを順番にオーダーしました。貝の刺身は看板掲げているだけあって、申し分ないのです。オリジナルの貝料理も気取らず、しっかり自己主張しており好感がもてます。特に驚いたのが夏が旬の岩牡蠣。一見本日のお薦めに1000円と書いてあるように見えたましたが、これが大きな勘違い。二人の目の前にはは立派な岩牡蛎が二杯づつ盛られたましたが、なんと一杯100円です。岩牡蠣が一杯100円なんて聞いたことがありません。普通は二杯で1000円ならちょっと安めで良心的という値頃感ではないでしょうか。マスターの話では、日本一牡蠣の値段が安い店だそうです。肉厚で滋味溢れた牡蠣だと盲目的にシャブリといきたいところ。ビールと刺身という路線からワインへ急遽変更。その後3品程度を日本酒で頂いて満腹。

岩牡蠣は夏カキとも呼ばれます。この季節、旬の岩牡蛎を食べるだけでも価値のあるお店です。和風オイスターバーとしても使えそうです。人気店なので、予約必須のお店です。詳しくは食べログで。














2011年7月12日火曜日

初夏の桧枝岐: アッパーからミドルまで全部漕ぎのはずだったが...

週間ぶりに桧枝岐を訪れました。7月の桃源郷はすっかり夏の佇まいになっていました。舘岩から上の原のT字路を曲がると見えてくる見慣れた景色。この交差点を左に折れて、桧枝岐川が視界に入った瞬間に魂が高揚してきます。ここから桧枝岐は18kmも先で、標高差も300mあります。しかしT字路を曲がり桧枝岐川沿いに車を進めると桧枝岐はすぐそこのような気持ちがしてくるのがとても不思議です。桧枝岐川が見え隠れする気持ちのいいワインディングロードを20分も運転すると桧枝岐の村内に辿り着きます。



土曜日を移動日にした僕は、午前中はゆっくり自宅で過ごし午後6時前には現地に到着してClass5の宴会からスタートしました。普段はドーハに住んでいるリバーネーム、ドーハさんとも久しぶりに再会。宴は深夜まで続きました。

翌日は絵に描いたような快晴。なにも言うことはありません。こんなに素晴らしい日にカヤックができるなんて僕たちはなんて幸せなんだろう、そう心で呟いた朝でした。この日のカヤックの様子はへたっぴカヤッカーさんのブログを参考にしてください。
















当日はアッパーからミドルまで一気に漕ぎぬける贅沢なツアーでしたが、カエル飛びに差しかかったところで瞬く間に増水。透き通るような清流がココア色の濁流に変わってしまいました。残念ながらツアーはここで終了です。しかし、アッパーは十分漕ぎ応えがあるので参加者全員お腹一杯のツアーでした。

さて、今回はPOV撮影用の秘密兵器を投入。実践配備は今回が初めてですが、なかなか見ごたえがある動画が撮影できました。ご笑覧ください。


Early summer: Hinoemata Fukushima from Acton on Vimeo

2011年7月9日土曜日

東日本遠征清津川:伝説の清津峡から下りたかった

月21日火曜日。東日本遠征最終日は清津川へ向かいました。清津川と言えば清津峡。清津峡より上の区間は悶絶、超絶区間として知られております。曰く、一度下り始めたら戻るに戻れない。断崖絶壁の区間が暫く続くため、事故があればヘリを要請しなければならないなどなど。

この区間はとても気になるラフティングのツアーもあります。一泊二日で前日の夕方にスタート地点でキャンプし、翌朝からラフティングが始まります。ツアー会社のHPには「まさにこの新潟ラフティングコースは国内屈指の激流4時間のロングコース!!残念ながら未経験者の参加はできません。経験者のみ参加可能だよ!船上時間”6時間”で4時間が激流だからトリッキーなコースにチャレンジしにおいでよ!」船上時間6時間のラフティングという凄まじいものです。いったいどんなコースなんでしょうか。

今回我々が下った区間は上述の区間ではありません。上記セクションのテイクアウト地点にあたる清津峡のトンネルの入り口付近からスタートして、ラピーヌという道の駅風ドライブイン付近までです。この区間の詳しい内容は柿の種仙人へたっぴカヤッカーさんのブログを参考にしてください。(またまた手抜きです。すみません。)

















さて、前述の悶絶区間をLincoln Taylorさんがカヤックで我々より少し後の6月29日に下っています。水量が落ち着いた6月でこの程度だとすると、春先はいったいどれだけ荒れるのでしょうか?

僕が知る限りは清津川悶絶セクションの画像、動画が一般公開されるのは本邦初だと思います。ずっと知りたかった区間だけに、昨日、奇しくも僕の誕生日にこのビデオがアップされて大変感動しました。この区間を知っている人は殆どいないでしょう。大変貴重なビデオです。なお、この区間がより詳細に判る写真が111枚もFacebookに公開されています。(FBのアカウントがなければ閲覧できません)とにかく凄いので、ぜひご覧になってください。

2011年7月4日月曜日

試行錯誤のPOVビデオ撮影

ダックのplaysportが発売されると同時に購入しましたが、POV(Point Of View)撮影がどうも上手くいかないんです。GoProのように広角レンズではないことと、ヘルメットやカヤックなどにマウントすることを意識していないので何をやっても上手くいきませんでした。playsportをマウントするために小型の三脚をいろいろと購入しましたが、どれも中途半端。今回は吸盤が着いた自動車の撮影で使える三脚を購入。バウに取り付けて撮影してみました。正確に言うとPOVではありません。パドリングの様子もわかりませんが、playsportでの撮影はこれが限界でしょうか。昨日御岳で撮った画像を貼り付けておきます。今週末はClass5の桧枝岐川ツアーに参加しますので、どんな具合に写るか楽しみです。


奥多摩 御岳:三つ岩、歯っ欠け一気撮り from Acton on Vimeo.

2011年7月3日日曜日

東日本遠征三国川:月曜日2本目の川

日休むというのは実に気持ちがいいものです。普段の月曜日の人々の生活ぶりを横目で見ながら、遊びに興じるというのは多少の優越感に浸れます。しかし現実は厳しい。土曜日に受信トレーを一掃したブラックベリー(BB)。チラリと覗くと未読メールが既に100通以上。この度の休暇は半年以上前からブロックした特別な休み。気持ちよく過ごすためには、メールを受信する度にブルブルとバイブで震えているBBを見なかったことにするのが一番。無視、無視。無視しよう。

6月20日月曜日。とある川のショートコースを下って銀山湖を後にした我々は、長いトンネルで覆われた葛折りの奥只見シルバーラインを一気に下りました。悲しいサラリーマンの性でしょうか、結局会社に電話をしてやり取りをしながら本日2本目の川、三国川(さぐりかわ)に到着。立派なダムの下から下ります。川は御岳クラスでしょうか。素直な瀬が続きます。川の様子については柿の種仙人へたっぴカヤッカーのブログを参考にしてください。(手抜きすみません。)
































その後、Woods夫妻と別れとうとうおやじ3人になりました。へたっぴカヤッカーが押さえた旅館、大沢山温泉高七城に移動しました。築130年の古民家を改造したという、大きくて雰囲気のある旅館でした。いつもながらへたっぴカヤッカーが押さえる宿は外れません。食事も温泉も堪能しました。