2010年12月31日金曜日

御岳で納艇

2010年は寅年でした。虎にあやかり豪壮な年を思い描いた人が多かったかもしれませが、むしろこの国全体が総じて衰退の一年だったのような気がします。個人的にはカヤックを通じて多くの人たちと出逢えたことが一番の収穫です。平日と週末の落差が自分にとってのエネルギーであり、普段の仕事と全く関わりのない、業界、業種の全くことなる人達との何気ない話にインスパイアーされた一年でした。皆様、本当にこの一年間ありがとうございました。



2010年12月29日水曜日

いつもの仲間と聖夜の忘年会

Whitewater kayakingはチームスポーツだと思います。艇の中で一見自己完結しているように見えても、一人でスパイシーなゲレンデには行けません。川への思いや、指向、価値観を共有出来る仲間はダイビングのバディと全く同じで、お互いのリスクを密な救援関係を持ってコントロールする仲間でもあります。気がつけば自ずと強い信頼関係が芽生えてきます。僕達がこうした思いを育んだ場所が桧枝岐であり、いつしかこの集まりを桧枝岐クラブと呼ぶようになりました。そんな気のおけなり仲間との忘年会は実に楽しものです。忘年会とは言え、忘れられない思い出を皆で沢山作ることが出来た一年でした。

今年の忘年会は聖夜に都内で開催しました。筑波に住む柿の種仙人さんとへやっぴカヤッカーさんはこの日のために銀座で宿を確保しての参加です。翌日は皆で桂川で漕ぐという二日がかりのイベントとなりました。

食にうるさい仲間が多いので、皆で集まるときはレストランの選定にはとても苦労します。今回は月島のスペイン倶楽部。都内でスペインレストランと言えばこぢんまりした店が多い中、こちらは倉庫を改装した店舗であるため、天井も高く中二階まであり堂々とした店構えです。



















今年の北海道遠征ではタキシードを着用して正装でディナーするゲストもいるというオーベルジュ、コムニに宿泊しました。南極3号はディナーできちんとドレスアップしたのにも関わらず、男性陣は普通のカヤック合宿と同じジャージ姿の出で立ち。すっかり南極3号に礼を失してしまったので、クリスマスぐらいは女性陣に敬意を表してジャケット着用するように男性には事前に連絡がまわりました。でもこういう格好すると余計にオヤジに見えるな、俺達。















こうして見るとスペインのタベルナのように見えます。スペイン倶楽部は雰囲気は凄くいいですね



















フラメンコのパフォーマンスも気分をもりあげます。















6時からパーティーがスタート。店を出たのは10時30分を回ってました。カヤックの話は尽きないのです。写真のActon,柿の種仙人、南極3号がいちばんのんでました。翌日僕はOPP,柿の種仙人は二日酔い。何事も無かったのは南極3号のみ。さすがだな、南極3号!
















府中人、へやっぴカヤッカーが手にしているのは柿の種仙人が作ったオリジナルクラブステッカー。




















Woods, Mashiはいつも必要以上の気働きをする素晴らしいカップルです。あまり気を遣わないでくださいね。Woodsさんは全員のベストショットをそれぞれカレンダーにしてくれました。個人的にはWoodsさんはC5の柳本さん、グラビティーの後藤さんに並んで僕の師匠でもあります。本年は本当に色々と指導してくれてありがとうございました。


















クリスマスプレゼントの交換。盛り上がりましたよ。




















プレゼントを各自購入して、交換しました。プレゼントを選ぶのが大変。エスプリとスパイスを効かせてプレゼントを選ぶようにと言ったから皆さん大変苦労したようです。結局自分が欲しいものを準備した人が多かったようです。


















桧枝岐川に憧れた仲間が集まったので桧枝岐クラブと名乗っていますが、会長も会則もなにもありません。気がつけば同じような価値観を持つ人たちが緩やかな結びつきで集まった、そんな感じでしょうか。また来年も桧枝岐から始まったこの縁が広がりますように。See you next river!


2010年12月24日金曜日

師走にまさかの増水:東大芦川から降下

史派と地理派に人を類別すると、間違いなく僕は地理派です。物事をどちらかと言うと深く極めるよりも、広く知りたい。川への思いも地理派としては、なるべく多くの清流と戯れたいのです。首都圏のパドラーの多くが実は御岳と長瀞以外の川を知らないと聞きます。しかも残念なことにこの二つのメジャーなゲレンデ以外の素晴らしい川を知る前に、カヤックへの興味が薄れていく傾向があるようです。カヤックを諦める前に、近くて素晴らしい川、大芦川で漕げたらきっと気持ちが変わると思います。



2010年に漕いだ川でベスト3を挙げるとすれば、北海道 千呂露川、栃木県 大芦川、長野県 和知野川です。とりわけ評価が高いのが大芦川です。首都圏から100km圏内で鹿沼ICからも30分以内、クリーキングからホール遊びまで出来て、区間設定を正しくすれば中級者から上級者まで飽きない川相、道路まで川からアクセスしやすく、何かあっても比較的安心。そして清流の証、瑠璃色の清らかな流れ。僕の2010 Year of the riverは間違いなく大芦川です。


馬返しの堰堤前。Put in地点には車が3-4台駐車出来るスペースがあります。



















大芦川を漕ぎたくてしょうがなかったというヤリサ嬢。気に入ってくれたかな?

今回は12月としては季節外れの大雨後の増水を狙って急遽大芦川へ出撃しました。パーティーはヤリサさん以外は何度か大芦川を漕いでいます。区間はOWLさんと小生以外は初挑戦となる東大芦川馬返しの堰堤下より下りました。


大芦川アッパー大鳥居の核心部。なかなか手強いです。ルート取りも難しい。全員クリーンクリア。


















適度な落ち込みと瀞場がリズムよく繰り返されます。

西大芦川との合流地点。へたっぴカヤッカーと嬢。

水位はベストの70cmには及ばないものの、この季節にしては珍しい65cm。ドロップやホールの活性が増してくる水位ではないでしょうか。今回も思いっきり楽しむことが出来ました。動画を編集しましたので、ぜひご覧ください。当日の詳細は今回の参加者のブログをぜひ目を通してください。今回の参加者は、OWLさん、へたっぴカヤッカー元やんヤリサさんソラさん、ナスミンです。


















落差がある瀬が続きますが、見通しはそれ程悪くはありません。落ち込みの先がブラインドになっている瀬もありますが、大鳥居の核心部以外はオンボートスカウティング。
                                    


















大芦川は丁度いい緊張感です。やりさ嬢も笑顔が絶えません。

清流ハンター、elfは大芦川ホームリバー。渇水期にも関わらずelf主催で大芦川にて1月2日に初漕ぎが敢行されます。楽しい初漕ぎの様子はまたレポートします。

2010年12月19日日曜日

自宅でelfのお肉:三元豚はうまかった!

流ハンターのカヤックチームとして名を馳せているelf。この愉快なカヤックチームは、当ブログでもおなじみ、会長のOWLさんと、番長の才谷屋さんが主催しています。会員資格は一度でもelfに交われば即刻強制会員という、極めて感染力が高いのが特徴です。かくいう私も末端会員であり、我々が大変お世話になっているClass5の柳本さんも必然的に会員です(笑)。C5にいたってはelfの下部組織という位置付けとelf幹部は豪語しております(爆笑)。

才谷屋さんは食材を一流のレストランに卸す会社の経営者です。elfの会員はカヤックツアーの度に家庭ではお目にかかれないような高級食肉に舌鼓を打っているのです。このお肉のクオリティーは半端ではありません。このお肉を目当てにelfのカヤックツアーに参加する人もいるくらいです。

才谷屋さんの会社は本来卸専門ですが、今回無理をお願いしてお肉を分けていただき自宅で噂のelfのお肉を楽しませていただきました。

今回お願いしたお肉はこれだ。
どのお肉から調理しようか家庭内で検討した結果、今回は三元豚のしゃぶしゃぶから頂戴することにしました。

冷凍された三元豚。ゆっくり解凍します。


















三元豚のしゃぶしゃぶ。文句なしに旨い!自慢の秘蔵ボルドーも今日は完全な脇役。飲むほうも食う方もペースは早めだ。


三元豚のようなブランド豚は、自宅近辺では売ってません。弾力があり、しっかりとした味わいのある肉は、素人でも普通の肉と容易に区別がつきます。家族全員至福の時を過ごさせていただきました。うちのかーちゃん、パートナーの三元豚の反響はこちら。

最後は幅広のうどんで〆です。elfではこれをelfうどんと呼んでいます。お肉、野菜、きのこのだしがしっかり残っていて、これも旨い!                                 

















前述のように、才谷屋さんの会社は通常小売はしないのですが、月に一度は直売会があります。今年最後の直売日は12月25日。お正月のお肉の買い出しにお邪魔させて頂こうとおもってます。いや~、強烈に美味かったな。ごちそうさまでした。

2010年12月18日土曜日

滝落ちは次のステージに進むための通過儀礼なんだ:河津七滝を飛ぶ

い所から飛ぶという行為は勇気が必要なんです。そもそもカヤックで急流を漕ぐこと自体、アドレナリンが迸るのに、そのカヤックにのったまま滝なんか飛ぶ必要はないのです。良識のある善良な市民からすれば、眉をしかめる行為かもしれません。実はパドリング仲間からも滝落ちは100%賛同されるチャレンジではないのです。

世の中には生と死を天秤に計ることが仕事である人々がいます。警察、消防、自衛隊、格闘家など。しかし普通の社会人の殆どは怪我や生死の緊張感とは無縁の生活をしています。滝を飛び、落ちるという行為は、安全に抱かれ、眠り付いた動物の本能を呼び起こし、人が本質的に備えた野生を取り戻す行為なんです。

スカウティングもいつもより慎重です。赤い血のようなヘルメットは才谷屋さん。


















へび滝でレスキュー体制で待ち構えるC5代表、柳本さん。

















滝を飛ぶという行為は、恐怖を乗り越えることによってのみ次のステージに進むことが出来るある種の通過儀礼であり、その先に駒を進める前に何か試されているようでもあります。そして恐怖、勇気の先には達成感があります。

どうやら僕達は恐怖、勇気、そして達成感の虜になってしまったようです。今回は一年の憑きもの落としの滝落ち。新年早々にぜひまた飛びたい。そして新年の滝落ちは...そう、一年を占う運試しの滝落ち...。柳本さん、新春運試し滝落ちツアー、やりたいな。ぜひ、よろしくお願いします!!

へび滝を飛ぶ小生。

2010年に本格的なアウトフィッターとして立ち上がったClass5。名は体を表す。国内にC5と同様なコンセプトを掲げたアウトフィッターは全くありません。柳本さんが目標とするアウトフィッターは、イギリスのG17。立ち上げ初年度ではありますが、方向性も明確ですし、昨今のツアー、クリークブームにしっかりトラクション出来ており、まさに日本のG17として順調な滑り出しだったのではないでしょうか。

そんな柳本さん主催するClass5の忘年会ツアーで、伊豆の河津七滝を飛ばせていただきました。本当に楽しかったです。同行したメンバーのブログには既に熱い思いが沢山書かれていて、いまさら僕が付け加えることは何もありません。皆で撮影した滝落ちの動画、写真だけで何と1,000枚、容量は6.6Gもありました。我が同士のブログは:C5代表の柳本さん柿の種仙人へたっぴカヤッカー南極3号、府中人、OWL才谷屋、滝ガール雲のジュウザMashi&Woods。11人にとって滝落ちが通過儀礼だとすれば、次は何が待ち構えているのでしょうか。

滝落ちの一日が終わって。満ち足りた顔をしているじゃないですか!


















今回の宿泊先は貸別荘。暖炉もあって実にバブリー。朝方まで盛り上がりました。
















いつものように才谷屋さん、OWLさん、Woods夫妻の食材、料理にはノックアウトされました。


















核の種仙人。目が輝いていましたよ!


























滝落ちの前に注意事項に耳を傾ける。













OWLさんも嬉しそうだな。




















今年のハプニング大賞は桧枝岐川のイナズマドロップを沈したまま下り、鱒滝をスカウティングの途中に足を滑らせて生身で落ちたへたっぴカヤッカーさんだとばっかり思っていたのですが、えび滝を沈したまま落ちた僕もなかなかだったようです。本人はいたって冷静でしたが、周りは大騒ぎだったようで、お騒がせしました。上下反転したまま落ちましたが、インパクトは特になく、逆さに落ちたので身体の重みでスプレーが外れたようで、そのまま脱。後から下る人に勇気と希望を与えたようです。


蛇滝は念願のPOV撮影がやっとうまくいきました。KodakのPlyasportはGoProのように広角レンズではないので、画像が上すぎたり、下すぎたりいつも中途半端でした。今回やっとまともな画像がとれたのでポストしておきます。


滝落ちはClass5の定番ツアーにしていただきたい。滝落ちは、憑きもの落とすにも、厄払いにも、厄除けにも効果がありそうです。安寧とした生き様も悪くないのかもしれませんが、眠り腐った野生を呼び覚ましたいならば滝落ちも悪くないですよ。

2010年12月5日日曜日

初降下!東大芦川は凄かったけど、elf肉祭りの方がもっと凄かった


木県鹿沼市を流れる大芦川は、その清冽な水と一見控えめだが実はスパイスの効いた川相、そして都心から2時間弱のアクセスの良さで、間違いないく今年一番印象に残った川と言えます。
清流ハンター、そして旅するカヤッカー集団elf。御岳ではちょっと名のしれたチームになりました。elfの幹部であり、我が同志、才谷屋さん、OWLさんにいたっては大芦川に惚れ込み、elfのオフィシャルリバーとして堂々のフランチャイズ宣言する程の惚れ込みよう。

僕も今年は足繁く通った大芦川ですが、水量の関係で東大芦川、西大芦川の合流地点、古峯神社一の鳥居下からしか下ったことがありません。合流地点より上流の東大芦川は気になっていたのですが、水量が少なく今まで下る機会に恵まれませんでした。そしてチャンスは季節外れの豪雨によって突然訪れました。

東大芦川ファーストディセントに挑戦したのは、才谷屋さん、Owlさんと小生。一の鳥居から東大芦川沿いに車を走らせ、スカウティングしながら上流へと遡っていきます。今回は取りあえず区切りのいい一番最初の堰堤、「馬返しの堰堤」より下ることにしました。一の鳥居からの距離は約1.5km程です。テイクアウト地点はいつもの西東大芦生活改善センターです。かつて小学校だったこの場所では、近隣のお達者なシニアがゲートボールに興じていました。僕達はいつまでこうしてカヤックが出来るんだろう...。心の中でTweetしました。

馬返しの堰堤。凄いネーミングですね。確かに馬がひっくり返りそうな高さです。















まずは車で上流に遡りながらスカウティング。結構楽しいんです、これがまた。















馬返しの堰堤下。これは飛べません。


















プットイン地点。ご挨拶かわりに清水を頂きました。うまい。


















「どや~!」才谷屋さんのどや顔。まだスタート地点なんですけど....。興奮しているようです。ビランが泣いて喜ぶ川相です。
















東大芦川のこの区間の前半は渓相で、ピリ辛の瀬とドロップが続きます。十分美しい大芦川の水ですが、東大芦川まで遡ると水の美しさは神々しいまで磨かれていきます。ただただ青い空に美しい川の流れ。笑顔、笑顔。スタートから一の鳥居前の瀬までオンボートでスカウティングしながら小一時間かかったでしょうか。全員でファーストディセントを祝福してハイタッチ。ここでコーヒーブレークを入れました。

空を見上げるelf会長Owlさんと小生。何も足さない青い空。




















一の鳥居のプットインポイントからこの公園まで丁度小一時間。ランチポイント。昼食の後はお約束のドライエントリー。

elf会長、Owlさんの爽やかなドヤ顔。




















一の鳥居から西東大芦生活改善センターまでのアッパー区間は、既に何度か記述していますので割愛。10時30頃に出発して、ゴールに到着したのが3時前でした。途中お昼とコーヒーブレークで1時間。この手の川は何もなくても、やはり時間がかかります。その後鹿沼市内に戻り温泉へ。その後はelf自慢の肉祭り。これが凄いのなんのって。僕にとっては東大芦川のファーストディセントより、elf肉祭りが凄かった。今回の食材は霜降りのイベリコ豚。こいつを大胆にもしゃぶしゃぶにしてしまう。それから三元豚。三元豚って知ってますか?イベリコ豚も三元豚も地元の坂戸ではお目にかかれない高級食材。まいったな。もう。完全にやられました。凄すぎです。さすが高級食材会社の経営者。才谷屋さんの肉は小売の肉とは全く違います。





















前回の久慈川では炙りの世界を堪能しました。牛肉の最高等級、A5の和牛、鴨、イベリコ豚などが惜しげもなく炙り、炙られていく様はまさに焼肉の極み。感激しました。今回の才谷屋さんの攻撃はしゃぶしゃぶです。だし汁からして違います。だしは鴨と仔牛の骨を半日煮てじゃこを加えて煮出したもの。粘性の高いとろみは、骨髄の髄液が滋味となって溶け込んでいるのでしょうか。何か底知れぬ力を感じるだしです。そう、深い淵に五感で感じる、妖気のようなオーラを放つこのだし汁は、調理された圧力鍋ごと搬入されました。骨から煮込んだだしです。素人はこんなことはやりません。こんなのありですか?反則ですよね!このとてつもない力が込められただしに、まずは三元豚をそっと落とし込みます。このだしの中ではうまみの成分が一瞬で溶け合い、混ざり合い、そしてその三元豚を恭しく舌の上にのせます。すると.....おおお....あああ... なんだこりゃ~。三元豚の一口目は、肉に敬意を表してタレを付けずに頂きました。明らかに違う味わいです。コクがあり、獣臭が全くなく、口溶けしそうな柔らかさです。深みと粘性のあるだしの自己主張をはるかに上回る肉のうまみ。ウメー、ウメー、ウメー。オヤジ3人でヤギのように泣き叫びます。これはたまらない。先が思いやられます。


次はイベリコ豚。ドングリを食べて育った豚。この高級食材をしゃぶしゃぶでいただくのは初めてです。綺麗なマーブル模様のサシが入った、実に美しい肉です。イベリコ豚はやはり脂身。融点が低いので口の中で溶ける脂身の旨味とドングリのエキスが染みこんだ赤身。これをしゃぶしゃぶにするって....いったいどうなるんだ?!聞いたことないですよね、イベリコ豚のしゃぶしゃぶ。これがまた凄いんです。小賢しい説明はもういいでしょう。ウメー、ウメー、ウメー。今回はビブラートも効かせて本物のヤギのように叫びまくりました。ああ、うまい。うまい。うまい。うまいんです。伝わったかな?


その次のゲストは、つくね。ただのつくねじゃないんです。つくねは幻の鴨カナール・デ・マレのモモ肉とイベリコ豚の脂を合わせて挽き、ねぎ、味噌等と練りこんだ特製つくね。ぱさぱさした舌触りが全くなく、しっとり、もっちりした食感。味わいも実に深い。また三人でヤギになってしまいました。ウメー、ウメー、ウメー。


肉祭りが一段落したところでelf会長のOwlさんが、野菜を投入。肉汁が染みこんだ力のあるだしに浸かった野菜のおいしいこと、おいしいこと。あれ、なんだか料理ブログになってきた....。しかし、幸せは胃袋で感じるものなんです。精神は嘘をつくが、肉体は正直である、頭よりも舌。(開高健)

elfの楽しさは実はアフターカヤックなんです。アフタースキーって一つの独立したカテゴリーになりましたが、アフターカヤックって聞いたことないですよね。素晴らしい仲間と川に今日も乾杯だ。