万水川、犀川の巡拝の翌日、我々は一路天竜川水系の和知野川へ向かいました。目的地の和知野川キャンプ場までは万水川の畔の宿から150Km、2時間弱の距離です。我が故郷、埼玉からは400Km弱の距離になります。
Class5のツアーで絶賛されていた和知野川ですが、調べて見るとこの川はパドラーの間では意外にも既に多くの人が訪れているようで、ネット上にも多数紹介されていました。今回参考にさせて頂いたのは、有名なKyokoさんが書かれているKayaker's High(必見。Kyokoさんは既に国内100河川を漕破。素晴らしい!ラナパパのライバル?です)と、こちらのリバーマップです。
和知野川は美しい川でした。和知野発電所より下流はしなやかな曲線を描きながら優しく流れる女性的な様相。和知野発電所より上流部は瀞場と落差を伴った瀬が交互に現れるリズミカルな渓相。上流部の印象は福島県の摺上川に似た雰囲気を持った区間でした。
当日は水量がとても少なく、和知野発電所より上流部はまともに下れそうもありませんでした。プットインを何処にするかメンバーで協議した結果、スタックして担いでもいいので出来るだけ上流から下ろうということになりました。当日の水量から考えて下れる限界と判断したのが、発電所よりさらに1km程上流の水神淵です。
リジット1艇とNRSバンディツトのタンデム1艇にオヤジが合計3名のパーティーで川を下り始めましたが、淵という淵、瀞場という瀞場で泳いで、潜って、水鉄砲で放水し放題という乱交モードと相成りました。飽きるとまた落差のある瀬をボトムを擦りながらくだり、水遊び。3Km程度の区間でしたが、11時半にスタートしてからお昼も休憩も抜きで遊びまくってゴール到達が2時半。3Kmを3時間かけて下りました。この川は実に遊び甲斐のある川です。水量がもっとあれば恐らく小一時間で下れてしまうような区間ですが、3時間もまあ、よく遊びました。
和知野川は色々なレベルのパドラーが文句なしに楽しめる素晴らしい川です。上流の落差のある瀬も全部ポテ出来ます。クラブのツアーには最適な川という印象を持ちました。水量がある時にぜひもう一度訪れたい川です。