奥多摩湖のバックウォーターであり、多摩川の源流の一つに丹波川があります。丹波川についてはあえて僕が駄文を書くまでもなく、ラナパパが素晴らしい記録を残しています。丹波川を攻略されようとする方は、ぜひ彼のブログを参考にしてください。
今回のコースも彼が残したリバーマップ上のルートと全く同じコースです。リバーランする前に彼の降下記録を読むとその緻密さには本当に敬服します。日本国内の川を100本下るという彼の目標も既に80本。80本の貴重なリバーランの記録が彼のブログに残されています。ゆったり、まったり川下りという路線ではありませんが、秘境、クリーク好きには彼の記録ほど参考になる情報はないと思います。以下は彼が公開している丹波川のリバーマップです。
より大きな地図で 丹波川(丹波山トンネル~お祭) を表示
さて、いきなり核心部の写真、ビデオから。写真左側のルートはこの水位では通れません。右側に2-3m程度のドロップがありますが、ここを降下します。
ドロップは直進は不可。着水時点で左側に艇を寄せるように落ちる必要があります。その後右90度クランクをクリアして一艇分の細い通路を通過します。ヤラレンジャーは流石に一発で艇を上手く寄せました。僕は着水してから思ったより艇が進みスタックするものの、無事通過。ポーテージは可能ですが、かなり大変。
核心部を下流から見る。
核心部を上流から撮影。
なにやら薄気味悪いゴルジュの入り口です。東京ディズニーランドのビックサンダーマウンテンのトンネル入り口のようです。この先は昼間なのに真っ暗。漆黒の闇です。恐ろしや。この川にまつわるおぞましい話が頭を過ぎります。
ゴルジュの中は木々は水面を完全に覆い、光が遮られ洞窟のように見えます。
漆黒のゴルジュ帯への回廊。正面が洞窟の入り口のように真っ暗で不気味です。一人では下りたくないです、違った意味でここは。
この区間は険悪な箇所はありません。クリークを楽しむならばやはりアッパーです。前述のラナパパがアッパーを攻略しています。
所々落ち込みがありますが、難度は高くありません。
一応核心部ということになっていますが、ここは特に問題ないと思います。
川相はプチクリークです。岩は出ていますが、翻弄される程ではありません。
今回は8人のツアー。引率は我らがヤラレンジャー。いつもご苦労さまです。楽しいツアーありがとうございました。
ゴール地点にて。お疲れ様でした。
2 件のコメント:
いやー、なかなか良さそうなところですね。面白そう、ぜひ行ってみたいです。まだまだ行ってないところがあってうれしいです。まだ死ねないなと思います、ホント。
丹波川はあの伝説のせいか何となく陰気な川なんです。今回くだった区間より上流がよろしいようです。
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