瑠璃色の大芦川に2週間連続で出撃しました。今回は先週時間の制約で行けなかった東大芦川からの降下を予定していましたが、残念ながら水量が少なく東、西大芦川合流地点直下の字穴橋から巨大堰堤手前までの区間設定にしました。
メンバーは若手のテクニシャンWoods夫妻と、半世紀の人生を背負う、お達者クラブ(?)のへたっぴカヤッカー、柿の種仙人、府中人、小生の6名です。Woods夫妻は初めての大芦川です。この夏に我々もお世話になったHOAで北海道のクリーキングをしてきたばかりのご夫妻からは、クリーキングした北海道の川と同じようだとの声。日本全国の川に精通するへたっぴカヤッカーからは四国のなんとかという川並みだとの驚嘆の声。小ぶりの川で大芦川程度の透明度を持つ川は関東にもありますが、まとまった水量を備えて泰然とした風格を持つ川はここだけでしょう。大芦川には渓流、鮎つりの雑誌、サイトでもブラフなしの賞賛が与えられてます。
さて今回の降下区間ですが、当日の水量(御幣岩橋56cm)では難易度高し。山梨県桂川のキャンプ場前の核心部クラスの瀬が続きます。瀬が堰堤のように水平線に切れている桧枝岐川のブラインドに比べてれば比較の対象になりませんが、瀬の落ち込みは大体ブラインドになっており大芦川アッパーは桂川よりもやっかいです。古峰原街道から見える川相はそれ程落差のないように見えますが、そんな事はありませんのでご注意を。
今回は時間の制約で(お蕎麦屋さんが売り切れになる2時半前には撤収したかった。)、核心部等の写真を丁寧に撮影していません。スカウティングも堰堤一箇所で艇を降りましたが、エディーを細かく取って、すべてオンボートで休憩なしで下りました。そういえば、前回も殆ど休憩なしに下ったので、撮られたビデオ、写真は撮影できる余裕のある所だけです。険悪な箇所は無いとはいえ、リスクの高い川ですのでご注意ください。それから、大芦川はクリーク系の川ですので、距離のわりには時間がかかります。今回も8kmを下るのに、休憩、瀬遊び、オフボートのスカウティングなしにも関わらず4時間かかりました。個人的には字穴橋から西大芦川東生活改善センター(Class5のツアー出発点)までの区間で十分だったのではないかと考えております。
ラップの可能性もあり、又、途中の10mの堰堤では艇を対岸にロープ渡しするためにロープ、カラビナ等装備とロープワークをパーティーで事前に確認した方がいいと思います。我々は前回増水時にロープワークの練習不足が露呈して、ちょっとしたトラブルになってしまいました。大芦川は出来ればClass5のようなアウトフィッターにガイドしてもらうことをお勧めします。
なお、大芦川のリバーランについては以下の記事が参考になると思います。
元やん
ラナパパ
いばさくさん
黒磯カヌークラブ
水戸カヌークラブ
へやっぴカヤッカー
柿の種仙人
10 件のコメント:
やっぱり良い川ですね。
水量は通年あるんでしょうか?
次の休みは1月なのでその時にも行ければ助かります。
DOHAさん、コメントありがとうございます。1月に帰国の際は連絡ください。ここがダメでもどこかいい所みつけて行きましょう!
完全踏破に向けて着々ですね。
初見でも下れるとこは流石!
いつかそうなりたいもんです。
才谷屋さん、こめんとありがとうございます。僕は全然だめなんで、若いwoodsさんが切り込み隊長で先に下ってくれました。いつも若いもんに先にいかせます(笑)。才谷屋さんと一緒の場合は当然若い才谷屋さんに先に下ってもらってルートを指示してもらいます!桧枝岐でもよろしくお願いします。
初降下の時と比べるとかなり上流まで遡ったようですね。
ここから上は東と西に分かれるようですが、まだ上から下れそうですか?
Actonさんの大芦川情報、これからも楽しみにしております。
ソラさん、おばんです。コメントありがとうございます。東大芦川はまだまだ上がれます。ただ水位がもう少し高くないとかなりきつそう。
福島カヌー教会の皆さんとは丁度中間地点にあたりますので、今度ここ一緒に下りましょう。摺上川に似ている川相ですが、水質は小国玉川並だよ!!
Actonさん、大芦川御世話になりありがとうございました。この川も水の綺麗さとアクセスの良さは特筆ものですね。もう少し水位が多いときに東大芦に挑戦しましょう。
楽しそうですね~
私の次はWoodsさんが切り込み隊長の餌食に?
フユバBrosの定番コースになるかも?
仙人さん、コメントありがとうございます。本当に綺麗な川ですよね。仙人さんのビデオ、とても楽しみにしていますね。川のもつ透明感がどう表現されているか楽しみだな。
元やん、年寄りは労わってくださいね。渓流釣が解禁になったらアッパーは竿が林立して多分下れないと思います。水量を見て出撃しましょう。
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