昭和の青春の余韻を今に引きずるelf。ありがたくも、今回初めてツアーに参加させて頂き、メンバーとしてイニシエーションさせて頂きました。ツアーの目的地は茨城県と福島県の県境近くを流れる久慈川。鮭の遡上をカヤックから眺めながらの川下りという趣向です。最近アドレナリン系のリバーランニングばかりだったので、ゆったりした川下りは本当に久しぶり。のんびり、ゆっくりも味わい深くて実にいいものです。
久慈川は2度目のリバーランです。昨年同時期に鮭の遡上を見に来ています。実は僕にとって今回のハイライトは鮭の遡上ではありません。ましてやカヤックでも...ありませんでした。今回のハイライトは伝説のelfの極上肉です。elf開祖の一人、才谷屋さんは超一流レストランに食肉を卸している会社の経営者です。近所の小売では売っていないイベリコ豚、子牛の牛タン、鴨肉、特上のフィレ...etc。こんな高級食材がBBQの食材として普通に出てきます。これはあり得ません。
繊細な食材ですが、大胆にも塩コショウだけで備長炭で焼きます。焼きます。焼きます....。小細工をするよりも、塩とコショウをパッと振りかけた方が素材が自己主張しやすいようです。美味い。旨い。美味い。旨い。普段行き付けの焼肉屋は家族で月に最低一度は行く近所の牛角、という小市民な私。才谷屋さんのお肉は、今まで食べてきた肉とは似て非なる物。ああ、なんて幸せなんだろう。こんな美味しいお肉はなかなか食べられません。完全に降参です。参りました。
焼き網は戦場であり、焼き網でジュウジュウ音お立てる肉は戦利品です。紳士淑女を気取っていられません。敵と戦い、戦利品に群がり、貪り、喰らいつく。しかし今回のelfツアー参加者は僕意外は非常に上品で、ガツガツしてません。作法が下品な僕は、どうやら浮いてしまったようです。失礼しました。
肝心のカヤックの話ですが、のんびり、ゆっくり、ワルツのリズムです。毛穴が全開するような開放感。初めてお会いする方が参加者の半数でしたが、一緒に漕いで、一緒に焼肉に食らいつけばもう同胞、同士の付き合いです。カヤックもいいけど、焼肉ってすごいな。結局焼肉の話に戻ってしまいました。お昼に食べた美味しいしゃも蕎麦の話や、鮭の遡上の話、カヤックの話が抜けてしまいました。全部良かったけど、とにかく仲間と食べた焼肉が一番でした。elfの皆さん、ありがとうございます。
6 件のコメント:
いやぁ、TVのグルメ番組顔負けの魂の入ったレポート、ありがとうございました。私もぜひ味わってみたいです。
仙人さん、コメントありがとうございます。elfのお二人がいずれBBQとDRの企画をどこかの清流でされると思います。(大芦川かな?)その時にチャンスがあると思います。elfのツアーは本当に楽しいですよね。
物凄い宣伝していただいてありがとうございます。チームも商売も。
楽しんでいただけた安堵と次回へのプレッシャーがない交ぜな気持っす。熱血青春キャラといえば僕にとってはアニキなんすけどね。
次回もよろしくお願いします。
才谷屋さん、
コメントありがとうございます。次はぜひDR&BBQ企画しましょう!やっぱり清流ですよね。大芦川かな?
私は前回の休みの入り方に失敗したなと思っています。
帰ってすぐは久慈川の様な川でじっくり漕いでから、難易度の高い川に行くべきでした。
DOHAさん、コメントありがとうございます。リハビリは如何ですか?確かに増水の大芦川はスパイシーだったかもしれませんね。帰国の際にはぜひ一緒にパドリングしましょう。
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