2009年9月6日日曜日

さよなら夏の日:夏の終わりに福島県大川をリバーラン

9月5,6日は福島県へ遠征合宿です。とにかく新しいゲレンデに行きたかったので、当初はプチクリークで知る人ぞ知る鶴沼川と福島カヌー教会(協会ではなく、教会だそうです。教会の活動はミサと呼ぶようです。)の元やんが開拓したクリーク、摺上川を下る予定でした。鶴沼川の方は残念ながら水量が足らず断念。今回は大川、摺上川を下ることになりました。


















4日金曜日の夜に桧枝岐川を一緒に漕行したWoodsご夫妻からメールを頂戴しました。土曜日は以前丹波川でご一緒させていただいたTさんご夫妻、Hご夫妻、Sさんがと大川に向われるとの事。こちらはオジサン二人組みなので、賑やかにこしたことはないということで結局ご一緒させて頂きました。



大川はカヤッカーにはメジャーな川ですし、特にログとして残すようなことは残念ながらありませんでした。和気藹々とのんびり下った夏の思い出だけが残りました。



















Woodsさんご一行様はこの後現地に宿泊し、翌日は付近のどちらかの川に出撃されるとの事でした。ご一緒させていただいた皆さん、オヤジ二人を受け入れてくれてありがとうございました。またよろしくお願いします。



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2009年9月1日火曜日

週末はいよいよ福島県摺上川へ遠征

ずっと下ってみたかった川の一つです。毎回沈脱祭りが繰り広げられるとの噂がある、なかなか手強い川だそうです。摺上川は阿武隈水系の一級河川で、かの飯坂温泉を流れる渓流です。既に知り合いが何人か下っていますが、ドロップとホールが散在していて、恐ろしげなシーブもあり、ブラインドになった長い瀬がある川と聞いています。漕行区間は長くはないものの、stop and goになるので、降下には時間がかかる川。春先の増水時期はかなりヤバイ。これだけの説明だと桧枝岐川を即座に思い浮かべてしまいますが、いずれにせよアドレナリンレベルの高い、ピリ辛の川相のようです。色々な情報を整理すると、山梨県桂川と福島県桧枝岐川ミドル区間の中間レベルの難度ではないかと解釈しております。難易度情報については実際下ってみてから別途レポートします。

今回は5日土曜日は大川を下り、その夜は福島県穴原温泉の豪華(?)旅館に宿泊、翌日6日は摺上川に出撃という、一度は経験したかった上げ膳据え膳の豪華(?)大名川下り。宿よし、水量よし、メンバーよしで期待は高まります。

因みに摺上川はGoogleで「摺上川 カヤック」で検索すると結構ヒットします。福島県、宮城県では比較的ポピュラーなプチクリークのようです。ブログで摺上川の記事を書いているのは殆ど知り合いばかりでした。

2009年8月29日土曜日

カヤックの写真、ビデオは自動編集するAnimotoがお勧めです

ビデオ、スライドショーの編集を楽しまれている方も沢山いらっしゃると思います。僕もビデオ編集ではVideoStudio12を使っています。市場には沢山のビデオ編集ソフトが溢れていて迷ってしまいますが、Animotoは他のクライアント方式のソフトと違ってweb上で自動編集する、いわゆるweb service形のサービスです。

従来は写真を中心にしたスライドショーを生成するソフトでしたが、先日新機能として動画も扱えるようになりました。実際にAnimotoで自動生成された作品を見ていただいた方がイメージがつかみやすいと思います。この記事の最後にポストしてある動画をぜひご覧になってください。

機能概要としては写真、動画をAnimotoのサイトにアップロードし、強調したい写真、動画を指定し、その後サイト上にあるコピーライトフリーの楽曲か、自分の好きな曲を指定してレンダリングします。指定した楽曲を解析して、音楽に合わせてカットや効果が自動的に変わります。複雑な編集をすることは一切必要なく、驚く程のクオリティーでビデオが仕上がります。

Animotoは動画の中で最大7秒間のハイライトを指定します。カヤックの動画は比較的ハイライトが短いので、Animotoとの相性はバッチリです。動画編集ソフトと違い、時間をかけず、簡単にビデオ編集が出来ます。しかも30秒までなら無料で作成出来ます。(現実的には30秒だと短すぎると思います。)年間25$で会員になれば無制限にビデオを作成できます。僕は入会員してから1年弱使っていますが、非常に便利で大変気に入っています。凝ったビデオ編集をしたい時はVideoStudioを使い、簡単に作りたいときはAnimotoというように使いわけています。

画面タイトルには日本語も編集出来ますが、Animotoのサイトには日本後の解説、説明は一切ありません。ただし、ビデオ編集は3ステップの非常に簡単な流れになっているので迷うことはないと思います。Googleで「Animoto 使い方」でキーワード検索すれば日本語の解説をしているサイトがいくつか見つかります。英語のサイトで不明ならば、まずはこれらの日本語のサイトを読まれれば理解しやすいと思います。

当サイトでもAnimotoは随分使っていますが、以下は先週新しく付け加えられた動画処理機能を生かして作ったビデオです。とても簡単にできますので、ぜひ試してみてください。

2009年8月24日月曜日

SUPで滝落ち

何故か最近River SUPが気になります。USのフォーラムにも毎日必ずスレッドが立ってます。

下記ビデオ、ドロップを下るたびにフィンを無くして、最後にフィン無しで無事クリア。ガッツあるな。さあ、日本国内ではいつRiver SUPerが出現するか。目撃情報をお待ちしてます。

2009年8月22日土曜日

アブと闘いながら栃木県湯西川を下る

湯西川に出撃してきました。一ッ石の水位は8cm。しばらく2-3cm程度の水位が続いたが2週間ほど前に50cm程に増え、その後緩やかに減少し、とうとう8cmまで減ってしまいました。今回の水位、8cmがリバーラン出来る限界水位だと思います。湯西川を漕行するには10cmは欲しいところ。20cm程度が気持ちよく下れる水位です。



湯西川は無色透明。夏の日差しに照らされて輝くような美しさです。こういう川を漕ぐと本当に他の川に行けなくなってしまいます。太陽光は川底を隅々まで照らし、川面がプリズムのように働きながら川の彩りを引き立たせます。川の水はミネラルウォーターのように、滋味が含まれているようにも見えます。



今回は2週間弱の休暇を海外で優雅に過ごし、帰国したばかりの花園氏と二人で栃木県と新潟県の県境に近い湯西川へ出かけました。瀞場をみつけては泳ぎ、また漕ぎ、そして泳ぐという川遊びに徹しました。こういう川下りも夏らしくて実にいいものです。



核心部はいままでで一番水位が低かったせいか、一番目の落ち込みは、普段は避ける右側の大岩直撃ルート以外ありません。大岩で左右に流れは分かれますが、左側のルートはどう考えても無理です。右側の一艇分のルートしか選択肢はありません。これはかなりシビアなコースです。しかしクリーンクリアのイメージしか湧かないので、go, no goで悩まず、そのまま突破。思い描いたコース取りでなんとか無事にクリア。今回はいつもの防水ビデオカメラを忘れてしまい、手持ちのiPhoneで水がかからない場面だけで撮影しました。必然的に殆ど写真を撮っていません。核心部の写真もありません。参考までに前回の核心部をリンクしておきます。前回も水量が少なく、スタックしていますが、今回はこの比ではありません。落ち込みの左側は殆ど水がながれていませんでした。

ビデオで2艇目に出てくるのが花園氏。大岩に乗り上げてバックで右側のルートです。今回はこのルートに艇を落とし込んで行きます。落ち込みの直下に岩がある、悶絶ルートです。リジットに比べて動きが緩慢で、大きいIKを素早く操作するのは本当に難しく、こういった岩場の漕行は気が休まることがありません。ルートをいかに早く読んで、早く操艇出来るかというのがキーです。一方でこれがスリルといえばスリルなんですが。

ところでスロバニアに遠征してカヤックをしている南極3号から、現地のガイドから受けたアドバイスとしてこういうメッセージをもらいました。

(クリーキングの肝は)テクニックではなく、タクティスで下る


当然これはテクニックがなくてもタクティスがあればいいという意味合いではありません。テクニックがある人に対して重要なのはテクニックではなく、タクティスだという意味合いだと思います。そんなレベルに全く達していない僕でもその謂わんとする意味合いはよくわかります。名言ですね。

さて、題記の通り今回はアブにまとわりつかれた川下りとなりました。予想していたので、アブ対策はバッチリ。まずアブはじっとしていると寄ってきます。一匹が集り始めたら、その数が増えていきます。一度集りはじめたら川を下っていても流速に合わせて一緒に下ってきます。しかし、動いているカヤックを目がけて集るということは少ないようです。従ってまずはアブを寄せ付けないように、エディーなどで長居をせず、時々で水中で体温を下げ、汗を洗い流すことも効果があるようです。しかし不幸にして10匹以上のアブに囲まれたら、そのアブを全部まとめて始末します。顔を覆い、呼吸を止めてリバーバディーに殺虫剤をスプレーしてもらいましょう。川を下っているかぎりこれでしばらくアブにつきまとわれることはありません。

殺虫剤もいろいろありますが、Raidで処理すると不思議なことにしばらくアブは寄ってきません。Raidは日本国内で認可されていない成分が含まれているという話を聞いたことがありますが、真偽は定かではありません。いずれにせよ、国産の殺虫剤よりもかなり強力です。(残念ながら日本国内では販売していません。)

処理する前に虫除けを塗るという話もありますが、国産の虫除けはあまりアブには効果が期待出来ないという話を聞きます。効果抜群なのはいわゆるモスキートジュースです。ディート(N,N-Diethyl-m-toluamide) の濃度が高いのですが、肌に直接つけるとかぶれます。最近はディート未使用ながら、モスキートジュース並みの効果のあるものも出ており(どうしても名前が思い出せません。国内でも輸入販売してます。)、試してみるのみいいかもしれません。天敵のオニヤンマのデコイを帽子の上に飾ればアブは寄ってこないという話もありますが、真偽は不明です。




残念ながら湯西川はあと2年でダムに埋没します。今回地元の人に確認したところ、一ッ石より下流が埋没するそうです。核心部は完全に水没してしまうことになります。丁度いいスイミングスポットも、底が透けて見える淵も、すべてダムの中に消えてしまいます。とても残念です。