桧枝岐はかつて中川が描いた辺境の地というイメージはもう全くありませんが、この地を支配する気には何か特別なものを感じます。桧枝岐は漕いで楽しいのですが、民族学的にも濃密なこの土地をほんの少し知ってから漕ぐと、土地の精霊達と交流出来るような不思議な感覚で川を下れます。中川は桧枝岐川をこのように表現しています。
桧枝岐川はいつも深い谷の下に岩を噛んで流れている。長瀞のようになった所もあり、寝覚
(ねざめ)の床のような所もある。瀬も滝もあり、時には淀もあって見飽きない川だ、その川面には
セキレイが尾を振って跳ね廻っている。その谷の上空をイワツバメの群が流星の様に流れ来り
流れ去る。時々路傍の叢からヤマドリがチョコチョコと行手の路に現われて、大急ぎに路を
横切って行く。またカケスが飛ぶ。ホオジロが鳴く。
(ねざめ)の床のような所もある。瀬も滝もあり、時には淀もあって見飽きない川だ、その川面には
セキレイが尾を振って跳ね廻っている。その谷の上空をイワツバメの群が流星の様に流れ来り
流れ去る。時々路傍の叢からヤマドリがチョコチョコと行手の路に現われて、大急ぎに路を
横切って行く。またカケスが飛ぶ。ホオジロが鳴く。
さて、肝心のカヤックの方ですが、桧枝岐でもクリークガールズが圧倒的な存在感を示しました。日曜日から参加したクリークガールズのリーダー格、南極3号はイナズマドロップでも尻込みするチキンハートの男性陣を尻目に見事なラインでクリア。まったく頭が上がりません。
当日の様子については、へたっぴカヤッカーさん、柿の種仙人さんのブログを参考にしてください。
話は前後しますが、那須から移動して前日泊まった宿は丸屋新館。今回の幹事、へたっぴカヤッカーが予約をしてくれました。部屋もきれいだし、食事は蕎麦を中心に据えた地元の料理のフルコース。もともとは土地の痩せた桧枝岐の質素な伝統的な郷土料理の数々が、豪華な会席料理としてアレンジされ、ふるまわれました。
宿と食事には拘るのが我々の旅です。昨年の北海道遠征の際に宿泊したオーベルジェコムニに続いて、幹事のヘタッぴカヤッカーさんはいい宿を予約してくれました。
今回の桧枝岐は天候にも恵まれ、素晴らしいコンデションでした。旅館に泊まり、ゆったりとした旅情を味わいながらカヤックが出来るなんてまったく贅沢な旅です。参加者全員にとって忘れられない旅のひとつとなったようです。
桧枝岐川は険悪な箇所はないものの、レスキュー体制を完璧に整えて臨む必要があるそれなりのレベルの川です。この川に興味がある方はClass5がツアーを定期的に開催していますので、C5のツアーに参加されることをお勧めします。
追記:屏風岩付近での放射線量は0.1μSv/H程度でした。桧枝岐村村内中心部でもほぼ同様の値です。