2010年2月11日木曜日

おらが町にもやっとフレッツ・テレビがやってくる

玉県坂戸市には住宅公団(現UR都市機構)が宅地分譲した坂戸ニューシティーにっさいという新興住宅地があります。この土地に縁はありませんでしたが、10年程前に公団の宅地分譲地の抽選にハズレ続けて(今では信じられませんがね)、たまたま当たったのが坂戸ニューシティーにっさいでした。縁もゆかりもない土地ではありましたが、スキーに行くにもカヤックをに行くにも至極便利。長瀞、御岳には1時間以内、スキー場へも近場は2-3時間で到着します。都内の通勤には1時間以上かかりますが、週末の豊かさを選択し居を構えることになりました。

住宅公団のケーブルTVはデフォルトで首都圏ケーブルメディアです。国土交通省に繋がるいわゆる財団法人で、入居時の条件として加入が義務づけられており、仕方なく使っていました。首都圏ケーブルメディアは、地区居住者が事実上全員契約するため、付加価値向上などの企業努力は全く無縁の財団法人です。サービスの内容も民間のケーブル事業者と比較すると最低限のレベルです。(注:事業趣旨は難視聴の解消。「基本的な放送番組を、より低廉な料金で」提供することを主眼とした事業であり、いわゆる多チャンネル放送に力点を置いた都市型CATV事業とは一線を画した事業内容となっております...とHPには記載されている。)

首都圏ケーブルメディアは今まで独占かつ排他的に地域のケーブル事業を支配していましたが、いよいよフレッツ・テレビが坂戸の田舎にもサービスが提供されるようになり、事業の見直しを迫られることになるのではないでしょうか。

昨年ケーブルメディアは価格を下げたものの、費用は半年で5796円、一月966円です。一方のフレッツ・テレビは682.5円。もちろん初期費用やFTTHのコストは考慮しなければなりませんが、フレッツ光を宅内に敷設している家庭にとっては首都圏ケーブルメディアを使う理由はまったくありません。さらにコンテンツもフレッツ・テレビの方が多い。もちろんFTTHが必要ない家庭にとっては首都圏ケーブルメディアの方が有利なのは自明ですが、にっさいのような新興住宅地ではPCとブロードバンドの普及率はかなり高いので、多くの家庭がフレッツ・テレビに契約変更するのではないでしょうか。

本日フレッツ・テレビの広告が新聞に入っていました。このチラシの影響でNTTにはかなりの数の問い合わせ、申し込みがあったそうです。(たまたま工事の日程確認でNTTと話す機会がありり、NTTのフレッツ担当の方から直接話聞きました。)
僕は少し前に予約をしていたので、にっさい地区で一番最初の工事になるそうです。200Mのフレッツ光ネクストとフレッツ・テレビの工事が完了したら、即刻首都圏ケーブルメディアは解約します。

首都圏ケーブルメディアは莫大な数の入居者のケーブル放送を支配出来たのに付加価値を付ける努力をしなかったのは、難視聴解消という事業設立趣旨と異なるという理由でしょうか。財団法人という胡散臭さと重なり、なんとも後味の悪い流れです。

1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

はじめまして
いつの記事かわかりませんが、
本当にいつも思います。

横浜のこのあたりはJコムに
委託・まる投げしています。
地デジ対策でどうすればいいのもか
調べていた2年前年末のHPなんぞ
ろくな説明もありませんでした。

財団法人・・・天下り・給料泥棒
とのイメージを拭えません。

WOWOWを見るにはどうしたらいいいのか
調べていて たどり着きました。
まったく同感・・・・です。